愚者
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信頼と信用は少し違う意味を持っている。 元広島東洋カープの達川さんは現役時代、ピッチャ−を 「信頼はしても信用はするな!」と思っていたらしい。
辞書で調べてみると、信頼は信じて頼りにすること 頼りになると信じること、らしいが 信用は、確かなことと信じて受け入れること、らしい。
血のつながっていない関係で、信用できる人は少ないが 信頼できる人なら大勢いるように思う。 以前、人間不信に陥ったときに、このことは強く感じた。
お互いを信用してしまうと、共に重荷に感じることもあるし そうなるまでの人付き合いは結構厄介な場合もある。 それなら、端から自分以外を信頼・信用しない方が良い、と 思ったことも、少なくない。
人と人のつながりは、奥が深い。 最初の印象で、肌で感じる部分もあるが、話してみると 以外に懐が広かったり、器の大きな人だったり また、その逆に見かけ倒しの人もいる。
そういう自分も、人から信頼を得ているのだろうか? 信用されるほどの立派な人間だろうか?と、普段の言動や 行動など、自分を客観的に見ると、やはり人間不信になってしまう。 それでもお互いに信用できる人、は必要だと思う。
誠幻
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