愚者
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2006年04月20日(木) 信用

 信頼と信用は少し違う意味を持っている。
元広島東洋カープの達川さんは現役時代、ピッチャ−を
「信頼はしても信用はするな!」と思っていたらしい。

 辞書で調べてみると、信頼は信じて頼りにすること
頼りになると信じること、らしいが
信用は、確かなことと信じて受け入れること、らしい。

 血のつながっていない関係で、信用できる人は少ないが
信頼できる人なら大勢いるように思う。
以前、人間不信に陥ったときに、このことは強く感じた。

 お互いを信用してしまうと、共に重荷に感じることもあるし
そうなるまでの人付き合いは結構厄介な場合もある。
それなら、端から自分以外を信頼・信用しない方が良い、と
思ったことも、少なくない。

 人と人のつながりは、奥が深い。
最初の印象で、肌で感じる部分もあるが、話してみると
以外に懐が広かったり、器の大きな人だったり
また、その逆に見かけ倒しの人もいる。

 そういう自分も、人から信頼を得ているのだろうか?
信用されるほどの立派な人間だろうか?と、普段の言動や
行動など、自分を客観的に見ると、やはり人間不信になってしまう。
それでもお互いに信用できる人、は必要だと思う。


誠幻