出向コージ苑

2007年08月02日(木) やっぱりいつもの銀行

先日、銀行経由で日本へ送金した時の記録。
はじまりは、手続きを担当した銀行員クンのこの発言から。

※※※※※

「送金の目的は?」

…目的?…って何?

「目的っつーのは、えーと、どうして送金するのかっつー」

いや、英単語が分かんないんじゃないんだ。
目的という言葉自体は理解できるんだけど、
ただ送金、じゃだめなの?

「書類に書かなきゃいけないんだ」

だって自分の口座に自分が送金するのに、
目的って言われたって。
例えばどんなのがあるか教えてよ。

「それはお前が言わなくちゃだめなんだ」

えー…(←この辺で割とパニック)

「贈与か」

自分への贈与、ってあり?

「いや、ない」(だったら言うな)

んもー、じゃあどんな例があるか教えてよぅ。

(この辺で銀行員、しょうがねえなーという顔をする)
「た・と・え・ば、プライベートの送金、とか」

…あ、そんなのでよかったの。
じゃあそれ。

「いいか、俺はあくまで例として言ったんだからね、
今の台詞覚えておいてね、俺が目的教えたんじゃないからね」

うん、分かった。ありがとー。

※※※※※

そして出来た書類を確認したら、
SWIFTコードも支店の指定もない。
これでいいのか確信が持てず、
結局この問題に関しては一日の長であるオットにSOS。
再度窓口に並ぶ。
すると銀行員クン、今度は満面の笑みで

「探してたよー。連絡とらなきゃと思ってたんだけど」

あー、こっちも質問があってね。
これ、必要な情報が抜けてる気がするんだけど。

「あーはいはい、それはともかくちょっと待ってね」

※※※※※

彼の上司のところに連れていかれた。
こちらはさすがに経験豊かな銀行マンらしく、
こちらの質問に的確に対応してくれた。

「はい、これで大丈夫だよ」

ありがとー。
それで、そちらが探してた件というのは…

「あ、彼が手数料少なく請求しちゃったの。
悪いけど追加分払ってもらえる?」

そりゃもちろん。

※※※※※

やっぱりいつもの、この国の銀行でした。
行くたび大騒ぎ。


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