放牧された人間の柵に地球はやがて侵されていく愚直なまでに真っ直ぐな絶望に燃え尽きた嘘人間の魂は燃やされてやがて 朽ちていく別れの挨拶に出る言葉はさようなら ではなく放された想いを巡る旅に出た人間の欲求をそのままにしたカタチ人間が放し飼われる この土地で人間はありのままを見せ合う事も出来ず唯 土へとの変貌を待つのみ