ニックナック最高っ!

えー、「ニックナック」とは、僕の行きつけのバーの名前です。
今日、『Rice My Fire』の舞台挨拶が終わった後に関係者の方と飲みまして、でも関係者の方の前ということで遠慮してあまり食べられず、空いた小腹を満たす為に行きました。

まず、どこから話しましょうかね?
舞台挨拶の話からがいいかな?
正直、お客さんは少し少なめでした。
でも、司会の方の技量もあって、楽しくトークすることができました。
その司会はオオタさんという方で、僕が今、演ぶゼミでお世話になっている豊島監督のお友達で、篠原監督とも一緒にお仕事したことがあるらしい。
いやあ、世界って狭いんですね。
こうやって、人ってつながって行くんだなあ、って感じでした。

さて、で、下北沢から帰って来てからも飲みに行きました。
「ニックナック」は、僕がよく行くお店の他にもう1店舗ありまして、今日はハシゴしてしまいました。
僕がよく行く店は、営業時間が4時までで、もう1つは5時までだったからです。
そんな時間まで飲んでたのかよっ!

今、帰って来て、すぐ日記を書いてますが、16日の朝7時です。
うわあ、だめ人間まっしぐらだ〜っ!

だめ人間、大いに結構っ!
テキーラをショットグラスで一気飲みしたりして、気持ち酔ってます。
この日記に誤字脱字がなかったら、それは奇跡です。

2軒目に行ったお店には、最近働き始めたというゲイの方がいらっしゃいました。
いやあ、面白かったですよ。
やっぱり、そういう人って感性が鋭いんですよね。
大いに笑わせてもらいました。
その人は、接客についての自分なりのこだわりを語っていました。
「あたし、2丁目で働いてたから、わかるんだけど」
が、その人の口癖でした。
明るく振る舞っていたけど、差別に苦しんだことがあるということがわかりました。

僕は、この店に来るお客さんの距離感が好きです。
僕は、その店にはだいたい1人で行くので、カウンターに座ります。
他に空いている席があっても、カウンターのお客さんは、隣りの椅子に置いた荷物をどかしてくれるんです。
だから、僕はその人の隣りに座る。
初対面の人もそうなんです。
今日、そういう対応をしてくれた人は、韓国からホテルビジネスの専門学校に留学で来ている女性でした。
僕は初対面だったんだけど、彼女を知っている人から言わせると、今日は元気がなかったらしい。
その人に話しかけて、原因がホームシックであるということがわかりました。
その人は、必死に否定してたけど、間違いないっ!
だって、「寂しい」「寂しい」言ってたもん。
そんなわかりやすい人いないよ。

みんな、がんばって生きてるんだ!
僕ももっとがんばろう!
と思いました。

12月のクレモンの公演と「Cafe Films―ほぼ下北沢」のチラシを置いてもらって、更には演ぶゼミで撮る予定の短編の為に場所を貸してくれる約束まで取り付けて来ちゃいました。
2004年10月15日(金)

箕輪達昭な日々 / みの

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