2012年。 と打つと、気持ちも新たになりますなあ。 新ぴか。
実家でまんがを読み返す。 何度読んでも、泣く。
限りある生を、いきてゆく力とか 人を想う気持ちのつよさとか。
それだのに、50年以上も長いよ〜と嘆いていた自分…
やはり、うつろいやすいのも、人の心なのですな。
地に足の着いた生活を、というか心構えを、ようやくできている、と。 地道に、一歩一歩もゆっくりとなんだけども。
今までの、何だか自分の首ばかりを絞めてしまう行状も、苦しい思いばかりだった気がする生き方も、 今というこの時に至るまでの道程そして経験、糧と思えば、一つ一つがなくてはならなかったことのように思え。
前にもそう強く思ったことがあるけど、 その時からのこともまた踏まえて、 さらにいろいろと…ちいさなことだったりするけど気付きがあったり、成長だってしてると考えてるので。
今が一番かがやいてる と。 いつだってその一瞬先の未来が、輝いているように。
たとえやり直したとしても、 私はこの複雑で面倒くさい回り道を通らねば、ここまで来られなかったんだ、それが私が”私”であるゆえんなのだ、 と認められている。
何が悪かったとか間違っていたとか、 そんなのは考える必要がないし、 今こうして自分を認めて立っていられることが、そうしなくてもよい何よりの証だ。
そして。 そんな今の私も、3年前の今よりも3年分未熟だった私も受け止めてくれていた(かつ現在進行形での)事実に、 ただそれだけで、肯定されているという認識で満たされる。
自分が、しっかり立っていられるという自信になる。 揺るがない。
|