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■ プレ・プロム・・・
アメリカの高校は最後の年の終わりごろになると、プロムといって、日本でいう謝恩会みたいなのが開かれる。意中の人がいる子は、相手を誘ってきてもいいし、いない子は友達どうしできてもいい。男の子はタキシードやきっちりしたスーツに身をつつみ、女の子はドレス。そして、男のこと同じお花をつけて現れる。リムジンをみんなで借りたり、プロムの後はどこかでご飯を食べたり、パーティに明け暮れるらしい。
一月の終わりごろに、ひとつ上の先輩からプロムの相手に誘われたそうだ。 その相手は別に好きでもないけど、ドレスも着れるし、おめかしできるしというので、どうしよ?といってきた。まず、お父さんにいったほうがいいよと告げたあと、そのままその話は終わってしまった。きっと、お父さんと彼女の間で話はついているものだと思っていた。
なにやら、ここ数週間、モールに行きたいというので、昨日いったらしいのだが、迎えにいったときに、ドレスの話がでた。お取りおきしようとしたら、一時間しかホールドしてくれない,二つ気に入ったのがあるけれど・・・というので、お父さんはOKを出したのかどうか聞いたら、はっきりとはいわなかったけど、自分の中ではOKだと思っているらしい。
少し前に、夫からメールがきて、Noの方にいおうかと思う。といってきた。私はどっちでもいいといっていたのだが、彼の言い分としては、プロムというのは高校最後のものでとてもメモリーのあるもの、それに相手の男の子はどこのどいつかわからない(実際にあったこともない)し・・・といっていた。
昨日、ドレスの件とYESなのかNOなのかをメールにて聞いたところ、どうやら、彼女が私にいっていることと、夫にいっていることがだいぶ食い違っているのことを発見した。彼は自分ははっきりといってもいいとみなしていないし、彼女は女のこの友達といくといっているといって、夫と彼女とのやりとりのメールを送ってきたのだ。読んでみると、どちらともとれる感じもするが、あんまり男のこのことはふれず、友達もいっしょにいくから・・・みたいなニュアンスでぼかしてある。
私には、お父さんがここまできてNOだったら、彼になんていえばいいんだろう? なんていっている、お目当てのドレスもみつかっているしと。
この先どうなるのやら・・・と思いながら、いつも、お父さんに説明するのと、あたしに説明するのと食い違ってるし、聞きたい部分だけ聞いてるから、あ、またね・・と別にびっくりもしない。
2003年04月01日(火)
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