ステップママ繁盛記



 歯医者・・・

アメリカは歯にうるさい。
どこかで芸能人は歯が命なんていうキャッチフレーズあったけど、アメリカ人は歯が命といっても過言ではないんじゃないのお、って思う。

今日は6ヶ月ごとの歯の定期検診。
早めにチェックして虫歯にならないようにというものなんだが、3人分。
最初に予約されたときは、4時すぎからだったのだが、仕事でいけそうにないので朝一番からにしてもらった。それでも、8時、8時半、9時、そして家まで送ってから仕事なのでだいぶ遅れることになる。

夫にいったら「そんなの俺もいないんだし9ヶ月ごとでもいいからいかないてもいいよ」といわれた。そう言ってくれるのはありがたいが、私のような歯にはなってもらいたくはない(歯医者一年以上通院中)。いかないで虫歯が増えてあとでかさむほうがもっと恐ろしい。夏休みになってただでさえ、キャンディーやら買い食いしてるんだから・・・

ほうら・・・虫歯の治療で来月もいかなくてはならないじゃん。

それはさておき、このごろとーっても家に帰るのが苦痛である。
はー家に帰るのか・・・と思いながら車を走らせる。渋滞は避けたいので急ぎで帰るのに家には帰りたくないのだ。こんな状態が数週間。
すぐに部屋に閉じこもる、家庭内引きこもり状態になっている。だってここが一番落ち着いて自分のスペースらしいんだもん。






2003年06月13日(金)



 Watch Out・・・

6時すぎに起きると、二番目の男のコもすでに起きている。
コーヒーを作って支度に入る前のひとときを楽しんでいると、子供部屋から話し声とBeep音が聞こえる。

Walky Talkyといって、とらんしーばーのようなおもちゃ。
近所の子供も持っているらしく、これで話をしているらしい。
朝っぱらから、どんなもんかとも思ったが、しばらく様子を見る。
日増しに頻度が大きくなり、シャワーを浴びて出てきても続いていたので、
「いいかげんにしなさい、朝っぱらからWalkyTalkyは中止!」と言い放ち、
支度する。今度は、子供用の電話がなる。中止といったおかげで、友達から電話がかかってきたのだろう。

出かける前に、「いい?、気をつけるがいい」とだけ言って仕事に出る。

帰ってくれば、しらーっとしてるし、トランクの中にある買い出しの荷物も運ぶ様子はない。寝てるふり。



2003年06月06日(金)



 よしよし現実を知りなさい・・・

昨日は、前奥の妹のだんなさんから電話があった。
あ”−、いやなんだよねえ,いやみたらたらの電話。
そして、妹さんから、「子供たちははーどタイムを与えてないですか?」の質問に「ええ、毎日。でもなんとかやってますよ」と伝えた。
うふふ、毎日の出来事をいったらなんというだろう?

それはさておき、仕事から戻ると、一番上の子のバイト探しに関する状況について教えてくれた。
自分のバイトのしたい洋服関係はどこも応募をつのってないらしい。
数週間前に応募用紙!?を出したにもかわらず、一向に連絡がないのでしびれを切らしてこちらから連絡をしたりしたらしいけど、あんまり手応えがない模様。
これ、どこにでもある現実。

はたまたあっても、夜中に洋服を出したりする仕事だったりで、どうやらかんばしくないらしい。最後にはスーパーを考えているらしいがこれは、最後の最後なのだそうだ。

とりあえず、経験もないし、働く期間は限られているのだから募集しているところにあたり、それと平行してバイトしたいところに空きがでたら教えてもらうか、こちらから頻繁に連絡すれば?とアドバイスをした。

夏休みがはじまりすでに2週間。
毎日テレビゲームとお菓子を買いにいく、友達の家でたむろす。それだけが待っている夏休みではない。現実は、ファンタジーランドのように思い描いているようにはいかないのだ。
そして、数学の勉強も忘れるなかれ。




2003年06月03日(火)



 馬鹿らしくなる毎日・・・

毎日、注意したりしていることを夫に告げると、今は君が家の主なんだからといって変に自分が介入しないほうがいいといわれる。

そこで、コントロールしようとすると、今度はストレスがたまる。
というのも、注意しても同じ繰り返しだから。

どうやら、毎回、今日はこういうことがあった、いらつく、等を言えばいったで、
そうだよね、僕もそうだと思うの一点張り。
夫が(権威のある人物)いないときといるときとの差が本当に激しいのだ。
それを見ている私は、いやになるときが多々ある。

出張の多い夫もわかっているようで、なんにもできないでいる。

じゃ、その「君が家の主(権威のある人物)だから」の言葉を返せば、あたしはまったくの権威がない人物とみなされているようだ。じゃ、あたしはいったいここで何をしているのだろう?夫が帰れば、いつものように、規律正しくすました顔でいい子供を演出する。

人にいえば、それは母親だからだと口をそろえていう。
ここであたしがひっかかるのは、母親はいつもなんでもOKの判断をくだし、甘くし、逃げ場の場所になってあげなくてはならないのだろうか?
夫はあたしに、母親の役目までになってほしいから結婚したのだろうか?
じゃいったい、あたしは彼らの家族の中で、前奥の母親の役目をしていればすっかりおさまるのだろうか?

それは絶対にいやだ。
あー、なにやってるのかと思う自分が馬鹿らしい。



2003年06月02日(月)



 Not too late Not too early...

とうとう夏休みがはじまった。は〜これから2ヶ月ちょっと、いや3ヶ月弱どうすごせばいいんだろう?

金曜日に仕事から帰ってくると、山のようにこれとあれとといわれて、早々ぐったり。その中で、二番目の子が火曜日に学校につれていってくれといってきた。
月曜日はホリデーなので、火曜日に学校にいって、返さないといけない本やとりにいかないといけない夏の課題があるらしい。
火曜日って・・・仕事なんだけど。「仕事があるの知ってるよね?」知っているという。

何時に学校はあいているのか聞いたら、「Not too Late Not too Early」といわれる。はっきりした時間をいわない、どうせ何時にあいているのかしまっているのかなんておかまいなしというより、そこまで頭がまわらないのだと思う。と同時にいつでも私はAvailableだと思っているらしい。いつも真中のこはそうだ。そんなのわかんないよ。だいたいアメリカの学校なんて早々と閉めてしまうし、6時までだよと適当なことをいわれる。仕事から戻っていったとしても、もし6時までやってなかったらどうするんだろう?はー。

ということで、前から考えていたバイク(自転車)を買うことに決定。
昨日つれていって、好きなのを選ばせた。
「火曜日、自分のNot too Late Not too Earlyな時間にいって用事を済ませてきなさい」と言う。まる一日あるんだから。
二番目の子はまだまだ教えなくてはならないことが多い。










2003年05月27日(火)



 げー夏休み・・・

去年は5月の30日ごろだと思ってたけど・・・
ふっと、二番目の子がさっき、「あと一日〜」といってきた。
「え?」
「あと一日で学校が終わるんだよ」

ぎょえ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!
このあたりの学校は、いつ終わるというのは、最後のほうにならないとわからない。今年は、大雪やストームで学校休みがなかった分振り替え学校がないので早い〜〜〜。
このごろは、自分から話すのもなんなのでわざと聞かずにいたら今週でおしまいか。はーーーーーー。

嵐がくる前に一息したい。




2003年05月23日(金)



 母の日パート2・・・

夫から、母の日のカードとネックレスが送られてきた。

ここのところの夫の行動はあやしい。
「むふふ」といいながら、「なんなの?」といってもなんにもいわないので変だなーと思っていた。ついこのあいだ、日本語をならいはじめたといっていたので、あ〜このことだと思っていたら・・・小包が届いたのだ。

くさい言葉がかかれていて、なんだか恥ずかしくなる文のカードだが、とても伝わるいいたいこと。そして、自分で書いた言葉の中には「言葉に表しきれないほど、僕は君が自分の人生の一部にいるということに感謝している」と書かれていた。
なによりも、こうやって表現してくれることがうれしい。

と、同時に自分も言葉であらわさないとだめなんだよな・・・と反省。





2003年05月13日(火)



 母の日・・・

昨晩、爆弾を二つ投下。
はーもうステップママやめたいとさえ思うこのごろ。
昨日はまじめに、子供たちを実家へ送るための飛行機チケットを探そうかと思った。

今朝、コーヒーの香りで目を覚ます。
ベッドの前に、大きなカードが置いてあるのを発見した。とてもとても大きなカード。広げると幅1Mぐらいの縦60センチはあるだろうのカードがどてんとおかれていた。開けてみると、世界一のお母さんの証明書と書かれてあり、その理由がうんぬん書かれてあり、その証明として三人の署名がしてあった。

階下におりていくと、コーヒーが入れてある。私は毎朝豆をひいてから作るのだが、どうやって作ったのだろうか?誰もみたことはないはず・・・教えたこともないのに。そのコーヒーの前に、もうひとつカードがあった。一番上のこからのカード。「まいかい怒らせたりして悩みの種だと思うけど、桜があきらめないでいろいろ教えてくれるから成長できている。桜の強さを失わないよう、そして、これからも桜を私は必要としています」というようなことが書かれたカードで、鍵がついている。(紙でできているもの)なんと、一番上のこのハートのかぎだそうで・・・笑

一日中、掃除ばかりしてたけど、やっぱりうれしい日になってくれた。
コーヒーの味どうだった?と聞かれたので、正直においしかった〜といった。
コーヒーは豆をひいているときに私を起こさないよう、一階のバスルームで豆をひいたらしい。私は、ものをもらうより、こういう行動に心打たれる。去年の母の日に前の日に花をつんでこっそり彼女たちの部屋に見つからないようにおいておいたのが枯れてしまい、翌日の朝こっそり家を抜け出し再度花をつみにいった行動・・・までよみがえるのだ。

夫からは、メールで素敵な日を過ごしてねといわれた。どうやら、電話は込みこみのようでPCもなかなか自分の順番にならないらしい。

さて、明日からまた、爆弾落とす役目のため、ひとまず今日は休憩。

2003年05月11日(日)



 二ヶ月・・・

夫が戦地に行って二ヶ月が経つ。
ここ数週間は特に、毎日のように三人の誰かに注意をし、ときにはお説教を数時間あげるという、気の休まらない日が続いた。
それにまして、仕事でもいやなことがあり人間関係が本当にいやになる。

それに追い討ちをかけて、払わなくてはならないチェックに切手を貼り忘れて投函したり、皿を割ったり、あげくのはてには鼻血まででるようになってしまった。
自分の通信教育教材のDuplicateを再送したときにファイナルテストやら最後のペーパー課題やクライアントリストまでいっしょに再送してしまい、何度もいっても送られてこないし、下の二人の歯の矯正のアポとり、来月あるであろうクラスはキャンセルになるし、はーついてないときはとことんついてない。

そんなとき、一番上の子が「来学年のインターンシップ」の話をしてきた。やりたいけど・・・「問題は車がないし・・・」ときた。黙ってきいていたら、すっといってしまってから数日。それ以来会話はなし。「じゃ買ってあげようね」といって欲しいのだろうか?お父さんにいってあげるよ。とでもいって欲しいんだろうな。その前に車を一人で乗れるくらい責任感持たないと。

今のところ、夫がいつ帰ってくるかわからないが、今のところ夏休みはどうやら子供たちは実家にいくことになりそうだ。一番上の子がバイとをはじめたら、家にいるのは下の二人。この二人だけで一日中家にいられたら・・・オフィスにいても気が気でない。そして、週末には「みんな夏休みでどっかいっていて遊ぶ人いないもん、つまんない、外は暑い」といって一日中電話・ネット三昧になるのが目に見えている。まってましたタクシードライバーといわんばかりな週末があっけなく終わってしまうのだと、やっぱり実家にいってもらったほうがとも思う。
2ヶ月半の長い休みがあと数週間でやってくる。一週間でいいから、怒鳴らなくていい生活がしたい。




2003年05月05日(月)



 It's up to my parents...It's up to her...

ここ数週間、かなりの小言と度重なる裏工作、仕事、家事、夫へのサポートでぐったりストレスが向上。

そんな中、先週は3回も一番上のこに爆弾を落とした。
なんでわかんないのかなー。
彼女の中には彼女なりのマニュアルがあり、それにないものはどう対処していいのかわからないようだ。人間、TPOだよ。

来年の授業選択において、今年していたボランティア活動なる授業を来年もとりたいとのことで、そのクラスをとって今年自分に何が得られたか・・・等々のエッセイを出さなくてはならないらしい。10項目ぐらいの質問に簡単に何をこのクラスで学んだのかを書いて、それが見とめられれば来年もとれるという具合。

その中の質問で「週末、そして秋にあなたはボランティアとして活動できますか?」(通常は学校にいっている間に行われる)というものに対して、彼女は「両親次第です」と書いてあった。
このエッセイは、親がサインをしなくてはならないので、軽く目を通してはて?と思う。

サインをしたあと、別のノートに「これは、彼女の日ごろの行い、責任、タイムマネーメント、アクション、言動、そして成熟さ次第である」と書いて、彼女に渡した。

それができれば、私たちは好きに彼女のやりたいことをバックアップするだろう。しかし、17で自分がやったミスを人のせいにしたり、電話してから2時間も遅れて家に帰って来たり(夜中)、他の兄弟に罪をおしつけてあたしじゃないといったり、最後の最後になってこれやって、親のヘルプに耳をかさない、等々で、親次第ですじゃ、これから独立していろいろとやらなくてはならないに、それは皆無というものだと思う。


2003年04月21日(月)
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