ステップママ繁盛記



 サンクスギビング・・・

サンクスギビングがやってくるので、学校は今週の土曜日から来週一杯まで休みにはいる(このあたりだけだと思うが)。
夫もいないし、また、夏休みのようなことになるかと思うとぞっとするので、
早々と実家に遊びにいくチケットをとった。

子供たちは大喜び。
そして私も大喜び。
今年の大半は子供たちだけと過ごしていたので、ゆっくりとできる時間が少しできる。

夫のお母さんは、きてもいいのよといってくれたが、仕事もあったのでお断りした。その仕事も昨日今月一杯でといわれてしまった。はーはいったはいいものの、来月は一本しか仕事がなくっちゃあたしもいる必要はない。
そんなときに、日本の友人が遊びにくるので、今週で終わりにすることにした。
最初の数日はひとりで過ごし、ゆったりと友達と遊ぶことにしようと思う。

ふっとわいたレイオフだが、今年はローラーコースターに乗っている気分だったので、ここでゆっくりしなさいよといってくれているのかもしれない。






2003年11月21日(金)



 いってしまったあとは・・・

また、夫が先週の火曜日から45日いなくなった。

仕事を再開し、今度はフルタイムで働いているのとここのところ残業で忙しいので帰ってくるのは毎日9時ごろになってしまう。

どうもこのあいだの4ヶ月半夫がいなかった間に染み付いた経験が、どーんと暗くさせる。
夫もこのことを知っており、子供たちにヘルプしてあげる訓練?!をたたきこんだおかげで、なんとか爆発せずに今のところはいっている。

帰ってくるのが遅いので、月曜日から木曜日は、下準備をしてあるものや、簡単に作れるもので夕飯は済ませてもらうことにした。金曜日はテイクアウト。土日は私の担当にした。夫がいったからやってくれてはいるものの、それでもとても助かるし、安心できる。





2003年10月20日(月)



 18歳の誕生日・・・

週末に、夫と外食にいく。

そのときに、今度の水曜日に18歳になる一番上のこの誕生日に、なにかスペシャルなことをしてあげたいといってきた。

18歳。
大人のような子供。

アメリカでは21歳が、成人として認められる年。州によって異なるが21歳になればお酒も飲める。

彼も18歳の誕生日の思い出を覚えていないらしい。さして特別にお祝いしなかったようだ。
うーん、そういわれてもぴんとこないし、日本は二十歳が成人だから、「特に18のときは何もしなかったけど」といって、成人式の説明と自分がお祝いをしてもらったことを話す。

そうか・・・といって、「じゃあ、まあ、通常の誕生日ということで」ということになった。

スペシャルねえ気持ちというよりも、新車でも買ってあげて鍵を渡すとか、そんなことを一番上のこは期待してるんじゃないのかなあ。私に聞くより、彼女に聞いたほうがてっとりばやいと思うんだけどね。夫と同世代に質問されてもあたしはなんともいえないよ。あいさつぐらいしかいってこないのに。


2003年09月22日(月)



 すきやき・・・

食べないよなあ、食べるわけない。と思いながらも、夕食にすきやきをつくった。

ほーんのさわりだけ食べた形跡があっただけで、ほとんど口にしていない様子の残骸、すきやき。

夫がその日は遅く帰ってくる予定だったのが、いきなりキャンセルになり残った山盛りのすきやきをひとりで食べようとして二杯目に突入していたときに、携帯がなった。「ご飯たべちゃった?」ああ、二杯目たべてるけど・・。
「そうかー残念、夕食を外で食べようと電話したんだけど」といわれても、おなかははちきれんばかりだったので、そのまま帰宅してもらう。

当然、ちょっとしかつついていないので、おなかがすいている。
結局、ポップコーンを夜食として子供たちは食べていた。
いつもじぶんたちが気に入らないものがでると、夜食にポップコーンが登場する。

「はじめてだし、仕方ないよ」そういわれても、いつになったら俗にいう私の料理を食べてくれるんだろう?「親になってからか、大人になってからかなあ」

わざとみせつけるように、すきやきの汁まで飲み干す夫がなんとなくむかつく。
最初からわかっていて(食べるわけがない)もどうしても期待してしまう自分がむかつく。




2003年09月21日(日)



 取り外された写真・・・

昨日、女の子たちの部屋に用事があってひさしぶりにはいった。
彼女たちの部屋は、どうも前奥のものや写真、いろいろとあって、どうも私には敷居が重い。

ちょっと眺めてみると、食べかけのマフィンやら、飲みかけの飲み物、空き瓶等・・・いろいろな残骸がある。笑
ふと、ベッドの脇にあるテーブルの上にあった、私の写真がなくなっていたのに気づく。そして、夫が子供のころの写真もなくなっている。
コーヒーテーブルには、前奥の兄弟とパーティをしたときのもの、前奥の彼の写真、そしておばあちゃんの写真だった。

あれ・・・いつからなくなったんだろう?

ま、いいか。





2003年08月28日(木)



 ひとりのスペース・・・

長い長い夏休みも終わり、月曜日から学校がはじまった。

週末は、夫のお父さんがやってきて、野球を見にいったり観光にでかけてあっというまに終わってしまった。月曜日は夫は仕事が休みだったので、一階と二階で別々に行動。少し自分に戻ってきた気分がした。

昨日はあたしひとり。
ゆっくりコーヒーを飲んで、洗濯をしたりこまごまな雑事をこなしただけで終わってしまったが、なんとも自分に戻れた気がした。こんなの久しぶりだ。そうだよなあ、半年以上この時間がなかったのだから。

家に帰ってきた夫が「今日は何をしてたの?」と聞けば、特になにもしてないけどといっても私の顔が少しゆるんでいるのがわかったのだろう?いいなあ〜俺もあと一日休みたかったとぼやいていた。






2003年08月20日(水)



 結局あたしはなんなんだろう?・・・

夫が4ヶ月半ぶりに帰ってきて早、2週間。
帰ってからしばらくして、二人でダイビング旅行にいってきた。

それからは毎日の雑事をふたりでこなす。

でも・・・

すべてお父さんお父さんお父さんお父さん。
ま、しょうがないといえばしょうがない、ずっとあっていなかったんだから。

でも・・・

あれだけの労力を費やしエネルギーを注いだのも、結局は「お父さん」に変わってしまうのはなんか、やるせない感じ。
あのエネルギーをもっと他のことに費やせばよかったと後悔する毎日。
そして苛立ちの日々が続いています。

やっぱりあたしは、家政婦なんだろうか?

2003年08月07日(木)



 母親の仕事・・・

いつだったか、ぶらっとネットを見ていたら、こんな文にでくわした。
とてもいいなーと思った。

「母親の仕事っていうのは、単なるベビーシッターでもコックでも清掃婦でもない。母親の仕事は子供の思い出を作ってあげること。私たちの本当の仕事、それは目に見えない思い出をつくることなのだ。子供に本を読んであげるのも、おいしい料理をつくるのも、キッチンを飾りたてるのもみなそのひとつ。私たちは子供の心に景色や色や音やにおいをせっせせっせと詰め込んでいる。何年も先に彼らが無条件に愛されていた思い出を必要としたときちゃんと取り出せるように」
リンダ・バートン

私のしたいことのそのとおり。そして、なるべくこれに近づこうとしている。
だが・・・

ご飯を作っても、結局彼らのすでに好きな料理が好きなわけで私がいろいろと勧化食べて欲しいというものはずっと冷蔵庫に残っている。
この香りのキャンドルをたいても、結局は母親が好きだった香りいっぺんとう。
キッチンを飾ってもさしてびくともしない。
結局、家であんまりジャンクフードを食べさせないようにしようとしても、こっそり食べたり、部屋に隠しもっていたりしているのだ。

別に感謝がほしいとかではなくて、いっしょに共有できるものがないっていうのもね・・・
かといって、あたしがすべて彼らの色に染まるというのも絶対にいやだし。だってあたしは、彼らのお母さんじゃない。あたしはあたしなのだ。
ま、彼らもあたしの子供でもないから押し付けることもできないし。
難しい。



2003年07月02日(水)



 むいてないような・・・

特に最近、私は人の子供といっしょに生活するのは、向いてないんじゃないかと思う。そして、家族としても向いてないんじゃないかと思うことがある。

上司が気を使って休みをくれた一週間。
家にいた初日は、毎5分に寝室のドアがノックされ、どうでもいいようなことでやってくる。
アテンションが欲しいのだろうが、どうもこの手のアテンションはあたしの神経をさかなでさせてくれる。

二日目にたまりにたまって,図書館で仕上げなくてはならないものにかかることにした。

三日目、友達の家にリフレッシュしにいった。

いつもの会社に行く時間に起き、会社に行く振りをして外にでかける自分が馬鹿らしい。ここ誰の家だよ?

家にいてしっかり休みたいのに、平日に家にいると「どうやら、桜はひまらしい・・・じゃどこかにつれていけ」と思われるようだ。脇から「映画、全然いってないよねえ・・・」勝手にいってくれ。

今日は、遊園地に朝から落としこれから迎えに行く。
お願いだから、このあとの週末静かにしてよ、大きいのだから。

こんなふうに思うのは、やっぱり向いてないのかもしれない。





2003年07月01日(火)



 こころ・・・

日本で放映している「こころ」。
見たかったのがついに実現。先週末、日本のドラマが見たくなりレンタルビデオにいったら、最初の週だけあったので借りてきた。

主人公がステップママになるのは、遊びにいかせていただいている方のHPでちぇきずみ。これは見なくちゃと思っていたのだけど、なんせ、最初の週しか収録されていないので、結婚にもいたってないし、恋のはじまり!?で終わってしまったのだ。

これは、返しにいくときにまたあったら借りてしまいそう。あるといいなあ・・・

2003年06月19日(木)
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