ステップママ繁盛記



 うその発覚・・・

先週、急遽夫の母親のお姉さんがなくなったのと、お母さんが週末に入院してしまったので、ヘルパーとして、飛行機に飛び乗ることになった。

お母さんは、お姉さんのお葬式等があるので病院は抜け出てきたらしいが、まだ検査が今週に残っている。

数日しかいれなかったけど、少しでもヘルプにでもなればということででかけた。
お母さんはいつもながら、笑顔で応対してくれて自分の家のようにくつろいでほしいという。ちょっと元気がなかったのと少し痛みをともなっていたので、手と足になり動いたつ・も・り。私の滞在中に他のお姉さんも見えて、彼女の部屋は大奥の館になってしまった。苦笑。

人が集まると、お母さんの手作りが披露される。従い、歩くのが痛そうだけど、私が見に行くといって聞かないので、運転とカーとをひっぱるかかりでいっしょにつきそうことにした。「これ、前から、○○(夫の名前)が好きなのよー」といってそんな料理の材料をカーとへほおり込む。家に帰ってからは、とりあえず見て覚えて、あとでノートに書きこむという方法で、二つ新しいママさんのレシピが増えた。お葬式はあいにく私の経つ次の日だったので、ママさんがどうしても遺体を見てほしいとのことで、お葬式の会場に出向きなくなったお姉さんを拝むことになった。他のお姉さんがたは泣きくずれる間、ママさんだけは「もう痛い思いをしなくてもいい」といって勇敢にさえ見えた。

家に帰ってきて、冗談半分で「いい子にしていた?」と一番したの子(悪さを数ヶ月前にしたので彼女はテレビも見れなければ、ゲームやその他の楽しいことは今はできない、読書のみ)にきけば「500%いい子にしていた」という。何の本を読んだのかと聞けば本の後ろからとってつけたような内容で、深く聞くと口ごもる。笑

そして、あくる日、兄弟げんかの末、とうとう一番したの子が、悪さをしたらしいことが判明。本当にしたのかどうか二人を呼んで問いただすと、やっぱりしたという。じゃ、あの500%はいったいなんだったんだろう?
ま、いつものことだし、あんまり期待もしなかった分そうそう頭から煙がたつわけではないが、半分以上あきらめ気分です。どうして、うそばかりつくのだろう?
どうしてこっそりと悪さをするのだろう?まあ、体裁を保ってこれ以上トラブルにならないようにするためなのはよくわかっているのだが。

「もう、今回でこりたよ」「やってない(半泣きべそ)」

あーーーーーーばからしい。
心の奥底で彼女をまだ信じている自分が本当に馬鹿らしくなる。
くせは習慣へ、習慣は性格へ。
最初にあったときからそうだった。結局これは治らないと思う。





2004年04月15日(木)



 コントロールの権限は私にあり・・・

日曜日は、決まって子供たちは各部屋や自分たちの風呂場を掃除して、リビングおよびキッチンのフロアと一階のトイレを掃除するのがルールである。

当然掃除をすれば、ごみがでるわけで。二番目の子は日曜日に限らずごみ係で大きなゴミ箱がいっぱいになったら捨てる仕事もある。

昼頃には、ゴミ箱がごみであふれだしていたので、「ゴミ箱をきれいにして」といったら「今はできない、まだシャワーも浴びてないし、着替えてないから外に出られない」という。誰もみるわけじゃないし、外のゴミ回収場所には50歩もかからない場所。夫が同じようにごみを捨てろ!といったら、すーっと何もいわずするのに、私だとまいどのことながら言い訳が先にたつ。

ちょうど、夫から電話がはいったので、その旨を伝える。彼は私がいつもいうように、夫の前でと私での子供たちの態度が違うことを目の当たりにしていないので、
半信半疑を装うが、今回はかなり私のラインに触れたので、説教してもらうことにした。その前に、「自分でいわないとどんなところが態度が違うのかわからせないと」というので、二番目の子に説明をしたら、突拍子もないいいがかりをつけられ余計に頭にきた。これ以上はいってもだめだと思ったので、お父さんにバトンタッチ。しばらくしぼられていたようだが、私のところに戻ってきて、謝罪した。

お父さんに見つかると怖いのはよくわかるが、これじゃおとうさんがいなければなんでも自分たちでルールを勝手に作り変えてもOKというのは、おかしい。
そして、自分が彼らにコントロール権をとられないよう、気をつけないとと思った。コントロールするのは私であり、子供たちではない。




2004年04月03日(土)



 儀式・・・

二番目の子がスパニッシュのクラスでHonor賞をとったというので、そのセレモニーにいってきました。

当然のごとく一番したの子は、一番上の子はバイトがあるので3人で出かけた。
待っているあいだに、一番したの子と話をしていたとき、彼女のコーラス発表会のことを持ち出してきた。お父さんがいっしょにきて〜〜〜〜。お父さんは隅のほうにいつもいて〜〜。
その発表会は私が里帰りしたときのことで、はるか昔の2二年前、去年もコーラスの発表会はあった。去年の発表会は夫が仕事で遅くなるので私だけいっしょにいって後から二番目のこと夫がやってきて、見事時間に間に合わなかったので見れなかったのだ。

あたしがいったことなどからきし覚えてないようで、何度もいろんな情景を説明したあとにようやく思い出した。

お父さんがあんまりここしばらく家にあんまりいないからかもしれないが、
ま・・・ステップママなんてしょせんこんなもの。

小さいこととはいえ、こんなことが続くと、「ばっかみたい自分」って思います。





2004年03月27日(土)



 耳垢かよ〜・・・

今朝、学校にみんながではからったあと、エクササイズに行こうと思ったら、高校から電話がはいる。

一番上の子の右耳が聞こえないという。
ちょっといやな予感が頭をかすめた。
というのも、前奥は耳があんまり聞こえず、補聴器をしていたらしい。
いきなりなんか突発したんじゃないかと思い、緊急で夫に電話をした。
まあ、きっと携帯で話しているからじゃないの?とあんまり心配した様子もない。

とりあえず、エクササイズはあきらめて、医者のアポをとる。

医者につれていけば、なんと、水が耳に入りこみ耳垢でつまってしまっていたとのこと。きれいにとってもらってなんともなかったが・・・

おいー。苦笑。


2004年03月25日(木)



 帰宅・・・

かびたパンの話をひきずるようで申し訳ないが、どうしても私の中ではぐるぐるとこの一週間頭の中にひっかかっていた。

帰ってきてとある小言がまた発覚したので、かびたパンのことを聞いてみると、やっぱり知っていて戻したらしい。
あたしをなんだと思っているのだろう?
私は家政婦ではない。
18過ぎで同じことを何度もいって、あたしも疲れるが、どうにかわかってもらいたい。

滞在先で、映画にいったそうだが、そこでみんなTシャツにGパンを着ていたらしく、どれだけ彼らがみすぼらしく自分はスラックスにナイスなブラウスを着ていたそうだが、なんとも滞在先の場所の子供たちを見下したような発言にはあたしもいわせてもらった。「どんなにうわべを着飾っても、あなたのほうが汚いじゃない?」といわせてもらった。どんなに着飾ったところで、中身の美はかびたパンを元にもどして「いやだーかびてるうう、あたししーらない」という美からは本当の美は生まれないのだ。



2004年03月22日(月)



 春休み・・・

夫が先週の月曜日に出発してしまったあと、春休みがこの週末からはじまった。

一日学校を休ませてもらって、金曜日に夫の弟のところへと飛び立った。
朝、一番したの子は朝食を済ませたもようだったが、家を出る時間に下に下りると、フライパンから煙がでている。何事かと思えば、一番上の子がそのままにしたらしい。毎度のことながら、小言を言う。

無事空港で送り届けて、家に戻って冷蔵庫を開けると、食パンにかびがはえている。それもひっくりかえしに冷蔵庫に置かれてあり、「どうぞこのパンはかびています!」とでもいいたげにおかれてあった。私は食パンは子供のために買うが食べないのですっかりそのままいれてある下の部分までみなかったので、あれれと苦笑。

きっと、グリルチーズサンドを作るのに食パンを取り出したら、パンの下の部分がかびていたのだろう。そのまま、もとに戻して、火をかけたフライパンは忘れてしまったようだ。

でもさー、それならそうと、冷蔵庫から出して、かびてるよと一言いえばいいのに。そのまま、元にもどすっていうのが・・相変わらずこの子達の特技である。

ひとりで家にいるととっても静かで、自分を取り戻せる一瞬である。
じっくり満喫しないと、夫が帰ってくるまでまだまだあるし、栄養補給をしなければ・・・



2004年03月15日(月)



 うそ・・・

今朝、夫が二ヶ月の仕事にでかけた。日本の自衛隊のみなさんと同じ場所。
はー。

一番困るのは、学校でのトラブルがあった場合。
夫がいないあいだに何度、学校にいっただろうか?
今回は先生にうそをつき、なるべくことを小さくしようとしたことからはじまった。一番したのこは、うそをうまく使いこなすのだが、どうやら今回はだめだったらしい。うそにうそをつくから、墓穴をほってしまうのだ。
こういうところは、私が彼女にあった当初からまったく変わらない。
夫の前ではとってもいい子なんだけれど、いなくなるとがらりと変わる。それを取り繕うためにうそをつく。

先週、飲みにいったときに「どうしてうそをつくのか?」について話をしていた。うそをついたところで、大人にはばれてしまうようなそんなうそでも年齢とともにそれは犯罪になる恐れを私たちは恐れている。お父さんにいい子というところを見せたいのなら、うそをつかないで正直にいったほうがいいのは十分わかっているはずだし、うそをついたら怒られるのは毎回のことながら(一番彼女には強調しているので)わかっているはずだし。
ひょっとしたら、別居しているときに誰かとても親しい彼女が信用するような人が「お父さんの前では内緒で・・・」というようなことを教え込んだのかもしれない。

ちょっとしたしぐさは、くせになる。くせは習慣になる。習慣はAddictになる。
なんとか、このうそつきをなおしたいのだが・・・(当の本人がうそはついてないといいはるし・・・はあ、うそついてるのはみえみえなんだけどねえ)

というわけで、夫が帰ってくる間は、一番下の子はテレビなし、外で遊んではいけない、読書のみという罰が言い渡されている。
しっかし、毎回夫がいなくなる前に何か勃発するから、こっちもたまらない。
家にいて、ドアしめられたり、トイレでずっと居座られたりされたらなーんにもあたしはいえないしなあ。









2004年03月09日(火)



 卒業式のこと・・・

なんだか去年とまた変わらない生活が続いている。また来月から夫が2ヶ月いってしまう。

一番上の子は、バイトをはじめて学校とバイトの生活であまり姿を見かけないことがしばしば。そして、今年の5月で高校を卒業する。
アメリカでは高校卒業というのは大きなイベントらしく、家族総出で卒業式に出席したりすることも普通だそうだ。
ぎりぎりに予定では夫は帰ってくるが、家族総出の卒業式にどうやら夫の家族、親戚もくりだしてくるらしい。そして、前奥の家族もやってくるらしい。
こうやってどちらの家族が集まるのは、前奥の亡くなったとき以来だ。
卒業することはうれしいが、私には頭が重くなるイベント。はあーどうやってきりもりすればいいのだろう。もし、夫がこれなくなったときには・・・と思うと今から頭が重くなる。またまわりだけが馬鹿に盛り上がり、ひとりを思う存分味わうのを思うと気が重い。

そこに、先日、前奥の妹夫妻から電話があり、卒業式に出席したあとで、夏休みに入る子供たちを夏休みのあいだ過ごしたいといいだしてきた。エアーチケットもこれからとるという。夫は自分が2ヶ月離れてやっと帰ってきたのに、whole summer、子供たちを彼らにとられるのはどうも気に入らないらしい。そのへんは、一番上のこのバイトの関係もあることだし、下の二人のうち一人はwhole summerずっとはすごしたくないともいっている。

どちらにしても悩みはつきない。
自分側の家族だけいつもひとりぼっち。







2004年02月25日(水)



 今年はじめての日記・・・

ずっとずっとおいとましてしまいました。

夫が帰ってきてからというものの、いやその前ぐらいからだと思うけど、ちょっと彼の態度が変わってきた。子供重視へと。
きっと去年は半年以上家にいることができなかったのと、前奥の亡くなった日にお父さんがいないのととてもさみしがっていたとき一番上の子が夫へメールをしたことがとても彼にとっては大きいのだろう。
彼女がお父さんへあてたメールは私に転送され、読んでみるととてもお母さんへの愛がかかれているのと同時に亡くなったときの惨状などが今でもよみがえってくるということがかかれている。転送されたメールには夫から娘への前を向いてあるけよ云々がかかれてあり、私はそのときどうしたらいいものかと思ったが、ひとりひとりに手紙を書いてあげることにした。

夫が帰ってきてからどことなく彼の行動や言動はすべて、前奥がなくなりかわいそうに思う父の愛が言葉の最前線にくるようになった。
わからないわけでもない、いや痛いほどわかるが・・・
それが、とても私を傷つけるとは何度いってもわかんないだろう。
だって、彼は父親でありステップままではないからだ。ここで、彼の気持ちがわからないぐらいならいいのだろうが、わかりすぎる愛情ゆえに見ていて、私を暗くさせる、冬休みそして今にいたっている。

どうしても入れない領域。十分すぎるくらい愛してくれていても、
毎日それをまのあたりにして、ひとりでここにいるのはなんともつらい。








2004年01月22日(木)



 冬休み・・・

クリスマス前から冬休みがはじまった。

今年はどこにいくという計画もなく、家にいる。
変わったことといえば、一番上の子がようやく車に乗っていいというおふれがでたことだ。

といっても、別に毎日どこにいくわけでもなく、ただ家にいる。
自分の車ができたら、ちょっと自分の車を掃除してみたり、友達の家にいってみたり、ぶらっとそのへん探検にいったり、なんかこうそういうことってしたくないのかなーと思うけど・・・

マイカーができてから、まずバイトの申し込みはしたらしいけど、一度車にのって子供たち3人で映画にいったきり。

ま、これからなんだろうなあ・・・




2003年12月30日(火)
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