日日雑記
emi



 日記、新しいのにしてみました。

いえ、ただ単に自力でレイアウトするのがめんどくさいだけだったりするのですが…。いちいちHP作成ソフト起ち上げるのってけっこう手間なんですよねー。メモリも食うし。
レンタルならその点かなり自由が利くので、思い切って変更。これでちゃんと書かなかったらやっぱりあたしの怠慢ってコトで、ひとつ、この…(なんだよ#)。

2002年01月17日(木)



 忌むべきもの、汝が名は…

風邪だよッ!風邪風邪風邪ッ!!!
はああ〜〜、年末ひいたから大丈夫かとタカくくってたら、またまたやられてしまいました。
火曜日に付き添いで病院の待合にいたとき、けっこう風邪っぽい人が多くてヤーな予感はあったんですよ。で二日後別の病院へお見舞いに行った日が小雨まじりのかなり寒い日で。帰宅してお昼まだだったんで、買ってきたサンドイッチを半分くらい食べたら突然の猛烈な吐き気。も、どーにも堪えられないようなひどさだったのですが、あたしは吐くのが異常にコワイ人間でして耐えること二時間、やっと少し落ち着いたかと思いきや今度は腹痛に苦しめられたのでした。

まわりで吐き下しの風邪が流行ってるってきいてたので、すぐ市販の風邪薬を飲み絶食して(水分だけはほうじ茶で取りました)一晩過ごし、とりあえず翌朝には持ち直しました。この日(つまり昨日の18日)は大学時代の友人たちとの定例会だったのですが、事情を説明してドタキャン、さらにノドの痛みが出始めたので以前処方してもらった抗生物質の残りを服用し布団三枚被って一日寝ておりました。
やっぱり風邪には暖かくして安静にしてるのが何よりのクスリのようです。今日はもうほとんど症状は治まりまして、こうして日記も書けるようになりました。お友達の管理人さんは熱が高くて点滴しなければならないくらい悪化してしまったそうです。

これから受験やいろいろ大切な行事が多くなりますので、みなさまもくれぐれもお気をつけ下さいね。そしてもしひいてしまったら、できるだけ静かに休むのが早く直る近道です(あたしもあれだけひどい症状がおとなしくしてたおかげでほぼ一日で治まったのですから)。どうぞ無理をなさらないように。


2002年01月19日(土)



 久々にレンタルへ行く

いえ、正確には先週行ったのですが。
毎年冬ごもりの時期ってロクなテレビ番組がないんで、興味のある映画やなんかをまとめて借りてくるのです。今回は「パール・ハーバー」、「ホワイト・アウト」、「ジュブナイル」のビデオと、最近ちょっと話題のジャズ・ボーカリスト小林桂くんのCD。

「パール・ハーバー」は前半がも少しタイトだと良かったです。180分はいかんせん長すぎました。また、「ホワイト・アウト」は全体の1/3で話が見えてしまいました。織田くん演じる主人公は単なる山男にしてはテロに対するカンが良すぎて不自然ですし、ストーリーが単純でもうふたひねりは欲しいところ。冬山の威圧感にお話が負けてしまった感がありました。以上二本は女がらみの男の友情がテーマですが、キャラクターに裏表なさすぎであたしは不満です(笑)。映像に関するテクノロジーは完璧に近いのだから、もうあと差別化を図るにはストーリーと演出でしょう。
一方香取慎吾ちゃんの「ジュブナイル」はその名の通り少年少女の友情や夢や淡い想いを素直に出してて、よっぽど潔かったですねー。NHKの少年ドラマシリーズで育った世代としては、こういうのたまりません。もう滂沱の涙でした。タツローのテーマ・ソングがちょっとあおりすぎなのを除けば上出来の作品です。

そして小林くんのCDなのですが。…う〜ん、これホントにスィングジャーナルで賞もらったの?確かに錚々たる経歴だし、甘い声とルックスで人気があるのわかるけど、おきれいすぎてつまんないなあ。選曲も編曲もありきたりだし、ボーカルもひっかかりがないし。まあコンソレーション目的で聴くにはちょうどいいかもしれません。

ということで、辛口の感想が多くなってしまいました。
趣味が偏っているし好き嫌いが激しいので、わざわざ高いおカネ出して映画館まで足を運んだりCD買ってガッカリするのイヤなので、レンタルがあるのはとてもありがたいです、ハイ。

2002年01月20日(日)



 美しいもの、美しくないもの

「私は荒廃と戦争以外何もないアフガニスタンの一市民です」
本日開催されたアフガン支援会議の冒頭、カルザイ氏による挨拶はなんだか心に染みました。政治に携わる人はレトリックを自在に操る能力が必要ですが、そういう計算を差っ引いても真摯な表現だったと思います。この会議が机上の空論に終わらず、実質的な支援の骨子につながることを希望します。
一方、56人もいるというオサマ・ビンラディン氏の異母兄弟のひとりが「ビンラディン」というブランドを売り出すとかで、ヨーロッパ・モード界では非難ごうごうだとか(登録商標は911テロ前に取得してたそうですが)。まこと、世の中は多種多様な要素で構成されているものですね。

さて今日ほんっとにたまたまつけたTVで「いかにも」なアニメをやっていました。「ラーゼフォン」というタイトルで近未来巨大ロボットものみたいです。原作・脚本が出渕裕、キャラクターデザインが山田章博、ということでなんとなく作品のカラーはご想像いただけるかと。ロボットの名前に「アレグレット」「フォルテシモ」など音楽用語が使われていて、どうやら「音」が重要なファクターになっているようです。
とはいえEVA以来、業界では第一話はできる限りの謎をちりばめるのがセオリーになってしまった感が否めません。要するに聞き取りづらい専門用語や固有名詞を多用し複雑に伏線を張りすぎて(途中で破綻するリスクをどう考えているんだか)話がよくわかんないのですね(さすがのEVAだって第壱話はパターン踏襲してました)。かといってそれらを補って余りあるほどのインパクトもあまり感じられないし。もちろんターゲットをどこに絞るかで表現方法のレベルに違いがでるのは仕方ないとしても、テレビアニメという媒体を使っている限りカバーする年齢層はおそろしく広いはず(OVAはまた別です)。基本的にテレビアニメは子供の想像力を触発・喚起するものだと思っている(巨大ロボットなら尚更だ)あたしとしては、ここらへんにとても引っ掛かりを感じるのでした。

2002年01月21日(月)



 NHK教育の悦楽

あたしは実はこのチャンネルが一番好きだったりします。
他になーーんにも観るものがないと「とりあえず教育」にまわしてしまうのでした。夕方には「ハッチポッチステーション」、「忍たま乱太郎」、「天才てれびくん」その他日替わりで面白いのやってくれるし、休日は「日曜美術館」、「N響アワー」、「芸術劇場」と目白押し。
人気のアニメ「カードキャプターさくら」もここだったし、ちょっと前に放映されたドラマ「六番目の小夜子」もとっても良かったし。「趣味悠々」で初心者向けのパソコンとか楽器演奏の指導があるときは、ちゃんとテキストも買ってくるんです。もちろん「囲碁」も観ますよ(笑)。

この頃はBSが一部入るようになったので、以前ほど教育一本やりではなくなりましたが、それでもテレビの良心がここにはあるように思えて、ほっとするチャンネルです。

今日初めて観たのが「ロボットパルタ」という人形アニメーション。これは大人が充分楽しめる内容です。二重丸のオススメです。すぐあとに「おかあさんといっしょ」があるので、母子揃って楽しんでみてはいかがでしょうか。

2002年01月22日(火)



 あなたは未来派?

ニュースのトピックスで紹介されてたのが「骨伝導方式電話」という一品。
見かけはごく普通の電話なのですが、受話器を取って裏返すとスピーカー部分に穴があいてない。
実はこの受話器、耳にあてるのではなく顔や頭にあてて頭蓋骨を振動させ直接音を聴覚に送るという「骨伝導」を使用しているそうです。鼓膜や三半規管を通さないため、耳の遠いお年よりにも聞き取りやすいとか。レポーターの女性は頭のいろんなとこにあてて「おでこが一番よく響きます」などとおっしゃってました。
もしこのシステムが一般標準になったら、オフィスや街並みで電話をかける様子さぞかし愉快でしょうねえ。あちこちでおでこに受話器をあてた人たちが泣いたり笑ったり。なんとなく星新一的未来です。

子供の頃の夢は「女お茶ノ水博士」になることでした。
長じて理数系のセンスが全くないことがわかり、ロボットのデザインをぼんやり考えていた頃「機動戦士ガンダム」がテレビで始まり目を丸くしました。でもよーく考えるとガンダムもその前にあったマジンガーとかも、操縦者が必要という点で完全ではありません。やっぱり自分で考えて判断して行動してこそ完成したロボットと言えましょう。その上感情も持つのだとしたら…。
「アトム」は人々に認識された最古の、そしていつ完成するかわからない途方もなく遠い未来の「夢見るテクノロジー」なのでした。

2002年01月23日(水)



 EGO−WRAPPIN’!

ベガのCMで「アンフォゲッタブル」歌ってるのは犬?それとも狼?
あれはナット・キング・コールと娘のナタリー・コールのデュエットバージョンかなあ。以前大きなスクリーンに映った亡きパパのビデオとデュエットするナタリーのコンサートの模様を観たことがあります。亡くなって三十年近くたっての父娘共演。観客は惜しみない拍手を送っていました。

それはそうとEGO−WRAPPIN’の「色彩のブルース」がTOP20の15位あたりに入っていてびっくり嬉しい〜!ライブを含んだマキシ・シングルが出たので、それの影響かな。アルバム自体は2000年9月が初出です。
昨年の春から夏の終わりまでEGOの5枚のアルバムをとっかえひっかえかけながら、ネットで不思議怪(あや)かし小説を書いておりました。そのせいで今もEGOを聴くと、条件反射のように「書かねば」な気分になります(笑)。
BS「真夜中の王国」でライブやってくれるってんで(しかも小島麻由美のインタビューもあって!)録画の準備してテレビの前で正座して待っていたんですが、折りしもその日は9月11日深夜。がらがら崩れ落ちるワールドトレードセンタービルの映像が何度も繰り返され、手嶋支局長はやつれ切り、「こりゃさすがに今夜はダメか…」と思ってたら45分遅れでちゃんと放送されたのでした。
でもライブ映像の20分間ずーーっとテロップが入り続け、なんとも複雑な心境でしたねえ。

昨年5月に出たアルバム「満ち汐のロマンス」はEGOの知名度を一気に押し上げました。街中でもよくかかっていたんですが「サイコアナルシス」というチューンになると、あたしは自分がどこにいるのかもすっかり忘れて「♪正三角形の挑発、快楽、タブー、ノスタルジア〜〜!!!」と咆哮してしまいそうになり困りました(笑)。

2002年01月24日(木)
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