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或阿呆の人生
kimko



 Starting over -1st day-

奈良駅は、改装工事中だかなんかで以前写真で見た重厚な感じの建物は使われておらず、なんだかしょぼい感じがした。ちなみに、後で見たら連続高架工事だそうで。

以下つづく

2005年03月03日(木)



 Starting over-preview&0day-

3月3日午前10時奈良到着までは紙面の関係でこちらに。

今回の短い旅を短い言葉で表すなら「原点回帰」そして「再出発」だったと思う。得られたものは、4年前のはじめての本格的な1人旅や、2年半前の中国四国旅と同じくらい、いやそれ以上のものがあった。ここしばらく忘れていた初期衝動、そんなものを取り戻せた気がする。

3月2日、20時。そのとき焦りつつカテキョの仕事をしていた。いつも19時半〜21時半でやっているのだが、今日はムーンライトながらに乗らねばならぬ。30分開始時間を早くすれば在来線で東京まで行けたのだが、それを忘れてしまったため、新幹線を使わないと間に合わなくなってしまった。ちょっとそれを後悔。

普段はちょっと延長もするのだが、21時半ジャストに終わらせて駅へ。無事最終新幹線に乗って東京へ。特急料金で約2000円散財。懸念事項はどれくらい混むかということと、折りたたみ自転車を持ち込むのでどこに置くかということ。混雑に関しては、1週間前でも指定券が余裕で取れたし、まだ中高生は春休みになってないのでそんなに心配はしてない。まぁ、デッキに置いても迷惑にはならないだろう。空いていれば一番うしろの座席とパーティションの間に置くこともできるが、グリーン車や新幹線じゃないしどうだろう。他にも2人ほど自転車持ち込みが見られた。彼らは普通サイズだったけど。トイレに行ったら、女性のほうはガラガラで男性の方が人が並んでいた。初めての光景だったのでびっくり。

と、入線。東京出発時点では全席指定なので人が殺到することもないし、東京から乗る人はどうも少ないようでのんびりムード。実は、ちゃんと指定券を買って東京からながらに乗るのは3度目にして初めてだったりする。最初は小田原から、2度目は静岡からだったし、いずれも9月だった。さて、置き場所だが、座席とパーティションの間は狭くて無理だったのでデッキに置いておく。東京出発時点では4割くらいしか席が埋まっていなかった。自分の隣も誰もいない。指定券は売り切れというが、果たして誰が来るのやら。

品川で7割くらい埋まる。隣人もやってきたが、どうもライブ帰りの髪の毛自分で染めてるような若い女性だった。赤とピンクと茶が光の加減で微妙に移り変わって見える。荷物や成りから見て静岡あたりで下車だろう。結構静岡までの帰宅に使う人は多いのだ。横浜でほぼ全部埋まるが、2,3席は空いているようだ。

さて、問題の小田原である。自分の乗っている車両はここから自由席になるので人が乗り込んでくるのだが、ホーム見ると反対側まで並んでいるくらい。車内に入ってくると、空席が全部埋まってデッキごとに5人くらいが立っている程度だった。18きっぷの季節といってもまだまだ人出はない。最盛期だと臨時が出ても乗れないという話も聞くし、自分が乗った9月でも通路まで人であふれた。隣人は予想通り静岡下車。結局あんまり眠れなかった。7〜9号車は名古屋切り離しというのを知らない人が多く、名古屋到着直前や到着後に民族大移動が行われていた。

さて、ここからは未知の領域、関西線で鈴鹿峠を越えて奈良へ。チャリ持ちなんで、東海道線で行ったらひんしゅくを買いまくるだろうというのが大きな理由。ってなわけで乗り換えた列車は3両編成だったが、終点亀山の数駅前で高校生が乗り込んできて数人立ち客が出たほかは終始空いていた。東海道よりは混まないとは思っていたが、これは予想以上。亀山でディーゼルカー待っていると、折り返し乗るやつがやってきて、2両編成から信じられないくらいの高校生が降りてきた。もうちょっと朝は増結してあげてもいいのに…

自分の乗る加茂行きは2両編成に6割くらいの客を乗せて発車した。チャリ持っている都合で一番後ろにいたのだが、やはりというか高校生のたまり場となっており、数人の女子高生の会話を聞きながら過ごした(こいつら遅刻だと思う)。既にこのあたりは関西アクセントでだいぶ違った感じだったが、持ち物、外見、会話内容なんかはうちの田舎の高校生とそんなに変わってない。変わっているとすればスカートの裾に無頓着なことくらいか。そんな間にも山を越え、単線を淡々と列車は走る。40分くらいで彼女らは降り、沿線最大の都市であると思われる伊賀上野で席がほぼ埋まったくらいでここもかなり穏やかだった。東海道なら大垣と米原でかなりダウナーな乗り換えが待っているのだが。

1時間半くらいで加茂到着。ここで電車に乗り換えとなる。乗換駅なのでどれくらいの規模なのかなと思っていたのだが、実際かなり小さい。駅前に、明らかに奈良京都大阪通勤者向けの高層マンションが1つ建っている以外はコンビニすらない環境だ。すぐに乗り継ぎ列車があったのだが、チャリ持ちの自分は1本待つ。といっても20分もすれば来るのだけども。その間にトイレに行く。にしても、なぜここを乗換駅にしたのだろうか…大好きな221系に乗って10時に奈良着。東海道周りでも同じくらいの時間に着くが、こっちはずっとぼけーっと座っていられる。おすすめ。

以下3日の分へ

2005年03月02日(水)



 今は我が家はいい方へ動いている気がする

ばあちゃんのところへ家族総出で行く。なぜかおとんまで会社を休んで。自分は最近行ったばかりだが、今日は、ばあちゃんが弟の家財道具をそれなりに揃えているということなのでそれの吟味に行く次第。

昼飯は久々に焼肉だった。最初はそうおなかがすいているわけでもなかったのだが、いつの間にか3人前くらいは食べていた。ごちそうさま。そのあとは食器やら料理道具やら色々見て帰宅。結局行きも帰りも自分が車を運転した。っつーかね、おとんは昼間から酒飲んでなにやってるねんって感じ。

明日は学校でやらなきゃいけない作業があるし、卒論修正しなきゃいけないので学校に行きますか。バイトの送別会もあるらしいけど、どこでやるか連絡来てないので私は招かれざる客っぽい。女社会だから仕方ないな。本当は飲みに行きたいのだけど、あんまり出しゃばるのは女社会では命取りになるのでどこかから連絡来るまでは行かない、つもりなんだけどね。

2005年02月23日(水)



 史上初の事態

前日の疲れからか昼近くまで寝る。そして、あることを実行に移すために外出。

それは、別にたいしたことないといえばたいしたことないのだが、弟の進学祝いを買うというものである。ヤツは時計がないと言って普段は自分のを使っているので、この際買ってあげようと思ったのだ。問題はどのあたりのグレードを買うかということだが、自分がGショックのソーラー電波時計を使っているのを考えると、数千円のものではなんだか申し訳がない。自分がこだわるものは、人にあげるものでもこだわるべきだという持論があるので、結局1万ちょいのGショックソーラーを買った。電波はちょっと予算が足りず。でも、月の満ち欠けがわかるというおもしろい機能がついているのでなかなかいいのではないかと。ちなみに、人に対して5桁の金を出したのはこれが生まれて初めてである。

そのあと、チャリ屋に顔を出してカテキョに行き、帰宅して弟に物を渡す。なんだか非常に面食らっていたがとても感謝された。時計は1本くらいは持っていた方がいいだろう。これから大学生なんだし。

2005年02月22日(火)



 地獄の火の中に投げ込まれるもの、である?

本日は、とうとう卒論発表の日である。資料は昨日こっそり学校で仕上げておいたのだが、どうも自信がないし、直前に学校行くのは心の準備ができないので、滅多に午前中から動くことはないのだがなんと10時半には学校にいた。別に何をするわけでもないが、ノーパソ開いてその場の雰囲気になれる、みたいな。後は、最後にちょっと検閲受けて人数分印刷して飯食いに行ってまな板の上の鯉となる。

最初は結構最後の方に発表かと思っていたのだが、委員長が何勘違いしていたのか来ないので結局2番目の発表となってしまった。先週の飲み会で教授からかなり言われていたので相当の辱めを受けるものと覚悟していたのだが、なんだかかなり穏やかに終了し、気が抜けた。むしろ、今年で卒業する連中の方がかなり厳しい指摘を受けていた。まあいいか。委員長はなぜか終了直前に来てギリギリ発表。よくわからないなぁ。

そのあと飲み会。最初はあんまり飲みたくはなかったのだが、発表が終わって気が楽になったのか参加する気になる。準備の間、委員長宅に久々に行ったが、ディスプレイとキーボードとPC本体が2台ずつあって、ますます廃人化していた。自分も人のことはあまり言えないが。

その後は、普通に飲み食いして21時過ぎ帰宅。一応、手直しはされたので、それを修正して来週の今日に提出となる。ふう。よかった。

2005年02月21日(月)



 無料とはいえ疲れるものだ

今日は学科の追いコンというやつなのだが、どうも気が進まない。学校に行ってない→行きづらくなる→よってさらに足が遠のく、という悪循環に陥っているのであまり人に会いたくないのだ。しかし、いきなり発表会の日にみんなに会うよりは今日会っておいた方が緊張も少ないだろうと判断。特に教授には絞られそうなので。

16時過ぎに家出て会場へ直行。委員長がいたのでPC談義。時間になったので席に着くがだれもいない。まぁそんなもんだ。で、教授が入ってくると案の定うちらのところに一直線で「もっと研究室に来い」やら「もっとみんなと交流しろ」やら。委員長もほとんど学校には来ていないようだ。まぁ、時期院生としてそういうことはしなきゃいかんとはわかってますが、どうしても学校と距離を置いておく時期が必要なのですよ。わからないとは思うけど。そんな時期院生は、極端なヒッキー体質と冒険者体質を併せ持つ自分と、自作PCとネトゲが大好きな委員長ですから。どちらも廃人に片足つっこんでるわけだしあんまり期待はしないでね。

飲み自体は相変わらず席を移動せず、委員長と若い先生と3人をメインにのんびりと。すぐ近くでセクハラまがいのことやっている連中もいるが気にせず。そのあと研究室(とはいっても何研究しているかわからないくらいの部屋だが)に行って2次会。そこでも教授に2人まとめて「あんたらの卒論は独りよがりで内容が薄いので本来は通らない」とか「発表会で厳しく追及する」とか色々言われ続けるが、最後は「今年で退官だから今日くらいですよ、きついこというのは」とか言っていた。本当ならいいのだが。発表会は地獄にならないようにお願いします。

すみっこで細々とお菓子食ってジュース飲んで終わり。21時半過ぎには退出。なんだか眠いし。もう不安事項は来週月曜日のみである。そこで思いっきり辱めを食らう覚悟はしているが、早く通り過ぎてほしいものだ。

2005年02月18日(金)



 また少し世界が広がった

結局疲れが抜け切れていなかったのか11時過ぎまで寝る。朝食食べて2時間で昼食へ。弟が部屋の掃除をして出てきたゴミを清掃センターに持って行くのと、弟が荷物を学校に取りに行くのとでついでに飯を食べることになったのだ。とんこつラーメン久々に食べたのだがかなり美味。博多の駅で食べたものよりおいしく感じたのはなぜか。

そのあと高校に行って荷物取ってくるのを待ち、家に帰ってゴミを車に積んで清掃センターへ。初めて行くので勝手がわからず困ったのだが。窓口があるので極力近づけて止まったら、はかりがあるのでもっと遠目に止めてくれとのこと。よく見たら車の足下に鉄板があった。ここに乗って重さを計測するらしい。そして、帰りにも乗らなければいけないらしい。これで、持ってきたゴミの重さを計測するのだと思うが、計測器が1ヶ所しかないため、入る車とでる車が相対することになりなんだかびっくりした。最初、順番が来て自分が動こうと思ったら対向車がいきなり走ってきて衝突するんじゃないかと思うくらい近づいて止まった。いったい何考えてるんだと思ったがちょうどその位置が計測器だったので、別に彼らの頭がおかしいわけではないことがようやくわかった。ゴミを捨てて自分たちが乗るときは入ってくる車はなかったので特に問題はなかった。

その後カテキョ行って何日分かの日記を書いたらもう金曜日の午前2時だ。学科の追いコンがあるようで行くのは面倒なのだが、卒業生はタダだし、何かと出ておいた方が卒論発表会でいきなりみんなと会うよりは緊張しないと思うのでいくことにするか。委員長からのメールでも来いと書いてあったし。

2005年02月17日(木)
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