毎月1度、Book Clubの本をお母さんと一緒にお店に取りにくる、姉、弟がいます。 今日はゴロゴロとローラーのついたおもちゃをひっぱっての来店。 いったいどうしたのかしら、と思っていたら帰りがけにお母さんがこんなことを。 「先日のY通りのマンションで月岡さんのお話を伺った時にいただいた『いぬがほしいよ!』(徳間書店)二人ともすっかり気に入ってしまって、家の中で遊んでいたおもちゃを外に持ち出しているんですよ。ローラー・スケートではないけれど。あのお話と同じようにうちもマンション住まいまので犬が飼えないのだけれど、K子は飼いたくて仕方がないんですよ。」 ダイヤル・カー・カルサの絵本のメイと同じ様に、おもちゃを犬にみたてて散歩させていたわけです。 お店でであう子どもたち。 それぞれ自分のお気に入りがあって、ぬいぐるみを肌身離さず持ち歩いている子もよく見かけます。 お店でお分けしたことのあるバムセが存分にかわいがられて、見事あのロッタちゃんのバムセに変身していたりするのです。このバムセの持ち主Hちゃんはトイレにまでバムセをつれて歩いて、寝る時も一緒。いつも何か話しかけているのだそうです。 絵本のお話の世界を生きてしまう小さいひとたちにはローラーをカタカタ言わせながらのお散歩も、バムセとの内緒話も、みーんなホントのことなのでしょう。
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