次男が小学校に入学。 固定学級への入学を勧められた。 基本、決定するのは親。 確かに、遅れている部分は多々あるし、踏ん張りが聞かないのもあった。 けど、思い出せば自分の幼少期はそうだった。 目の前の事をできずにいて、悔しい思いもした。 社会人になって電話の取次ぎに苦労する。頭に全く入ってこない。 そういうのも自分を極度の状況において慣らしていくことで対応してきた。
まあ、おいらの親はそんなことがあったなんて知らないよ。 一人がすきなのも、常に偽りの仮面をつけているのも、実は、子供と同じ障害だったんだね。 子供たちはたぶんほんの軽度のもの。 訓練でどうにでもなる(と本人は思っている) ただ、その過程での苦しさと、大変さを感じさせることになるとは。 子供たちの結果もそうだが、自分の普通の人と違ったという感覚はそれだったのか。
それがとにかくショックだった。 彼らの特徴は、今の時代は個性ではなく障害となってしまうんだね。 おいらが彼らにとっての唯一のアドバンテージは、その戦い方を知っていること。つらく長い戦いにはなるが、その戦い方を知っていることで彼らを導くことができる。
全て戦いなのだな……。
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