気がつけば、ずいぶんと言葉が達者になったルンバ(現在2歳10カ月)。感情を表現する言葉もたくさん覚えた。
それにしても2歳児、なんとストレートに感情を表現することか。年齢を重ねるにつれ、自分の気持ちを直接的な言葉で表現することが減っていたこちらとしては、新鮮だったり、笑ってしまったり。そしてたいていの場合、抱きしめたくなるほど可愛らしい。
例えば、いたずらをして叱られた時。目から涙をポロポロこぼしながら、「ルンバくん、かなしかったの〜」。 例えば、自分の思い通りに物事が運ばない時。肩をプルプルふるわせながら、「う゛ーー! ルンバくん、おこってるんだぞー!!」。この場合、彼の怒りが激しければ激しいほど、「おこってるんだぞ、ガーッ!」という叫びがなんだかおかしくて、こちらは笑ってしまう。
そして最強なのは、なんといってもこれだろう。 「ルンバくん、ママ(パパ)のことが、とっても大好きなの!」。 なんの脈絡もなく、にっこり笑いながら言うのである。言われたほうは骨抜きのメロメロだ。こんなセリフを言ってくれるのも、いまのうちだけ。親ばかと言われようが何だろうが、せいぜい抱きしめさせてもらおう。
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