わんぱくルンバの冒険日記

2003年08月16日(土) ガキ大将

 半年ぶりくらいに、近所のお友達宅に遊びに行った。
 本来は花火見物のはずだったのだけれど、あいにくの雨で、花火は中止。せっかく予定を明けていたのだからと、花火なしのお食事会を開くことになったのだ。料理は持ちより。毎度ながら、持ちよりパーティーをすると、美味しいものづくしで嬉しいかぎり。

 雨続きで外に出られず、体力を持て余していたルンバは、出かける時から大はりきり。念のためベビーカーを持って出たけれど、「自分で歩くの!」と、カッパを着込み、傘をさしながらテクテク歩く。傘をさすのも、ずいぶん上手になってきたものだ。

 お友達の家が見えると、
「あっ、あった!」
 と走り出す。久しぶりに来たというのに、ちゃんと覚えているものなのだな、と2歳児の記憶力に感心しつつ、お友達宅へ。

 久々に会うと、子どもの成長の早さにいつも驚いてしまう。みんな顔つきも動きも全然違うし、言葉もどんどん達者になっていく。前に会った時は子ども同士の会話などそれほど見られなかったと思うけれど、今回は、
「ルンバくん、なにしてるの?」
「シールはってるんだよ」
 なんていう風に、普通に会話を交わしていたので、びっくりしてしまった。そうだよね、お友達は3歳、ルンバだって来月末には3歳なんだもの。

 それにしても、今回はあらためて、ルンバのずば抜けたワンパクやんちゃ坊主ぶりを痛感してしまった。半年ぶりの再会でもまったく物おじすることなく、誰よりも笑い、騒ぎ、遊びまわる彼。いつもライバルとなる男の子が今回は参加していなかったこともあってか、保育園で子ども同士のやり取りに揉まれているせいか、すっかりガキ大将である。

 お腹の子どもの性別をまだ聞いていないことを話すと、ママたちに「どっちだろう、楽しみだね〜」。そんな私たちの横を、大声で笑いながら駆け抜けていくルンバ。誰ともなく、
「でも、もし男の子で、ルンバくんに似ていたら、大変そうだねえ…」
 とポツリ。
「間違いなく大変だと思う…」
 とゲンナリ答えた私なのだった。


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