2008年09月14日(日) |
巻き添えを食らうのはいつだって… |
以前の日記に書きましたが、私の伯父は昨年末に車を運転中に交差点で一時停止無視の車に後ろから引っ掛けられて全身不随になりました。 手術やリハビリも行いましたが回復の見込みはなく、現在の法律(こんなことになる前から悪法だと思っていますがそれはまたの機会に)ではこれ以上入院もできないため退院することになりました。 事故の相手方や公的な援助(ちなみにこれも病気と違って事故だと認定下りるの大変だそうです。ホントに日本の福祉はどうなってるんだ!)で自宅を改装し、その間に在宅介護の申請をしてそれが通ったら(上記と同様以下略)退院するスケジュールを組み、既に退院日も今月末と決まっていたのですが… そこで事件が起きました。 伯父の入院している病院の担当者が、各種申請に必要な書類の作成料を着服していたのです。 つい最近明るみになりその担当者は懲戒免職の上告発されたのですが、伯父の申請に関する書類も当然その人の担当になっていました。 伯父の申請書類は提出されていませんでした。 病院からものすごい勢いで謝罪されたため怒ることもできなかったらしいです。 でも当然これから改めて書類を提出しなければならないわけで、そうなると当然申請が通るのも遅くなります。 退院しても伯母一人では介護しきれないため、退院は延期になったそうです。
何故ここまで伯父は法律を破る人間の巻き添えを食らわなければならないのでしょう。 憤りを通り越して、この世の中は自分のことしか考えない人間が得をする世の中なんだなという厭世観でいっぱいです。 やってられんわ、もう。
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