|
|||||
|
|||||
この時間は エリザベスが おやつを催促しに来る 滅多に来ないけど その 「素直」さが 大事なんだよね 謙虚になりたい だなんて 言って 結局のところは そういうことなのね 対等じゃ嫌なの そういう言葉が出る 私の方こそ カレの存在に 依存していたのかもね 睡魔は まるで 「負」の 感情のようだ 避けても 耐えきれず いつの間にか 「浸透」 していて まあ そんな日も悪くないよね なんて 言い聞かせて もう何日目 ? 透明だから わかんないんだよ 時どき 腕や首の後ろが とてつもなく 温かくなるけど 存在を感じても 触れられない だけど 心には 触れられるね いるんだね 透明人間 って 不必要な幻聴が ほぼ無くなってから 初めて 気づいた 欠けがえのない 存在は 透明の心で 語りかける 「 押し殺さなくてもいいんだよ 」って そっと 心の中に 囁くように いや 自由に生きてきた つもり なんだけどなあ ゴミ箱のように愚痴を吐き続けられると 何かの犠牲になっているような気がして ああ 元々 似たような意味で ここに生まれ着いたわけだけど かつての私も 誰かをゴミ扱いしてきた これって 確実に 負のループ なのかもね でも 価値のないものは 排除すればいい ただ それだけのこと |
|||||