日記帳
2011年01月27日(木) 見下ろしてごらん
白い絵の具を溶かしたような空に、吐く息がゆるゆると集まったように薄く頼りなげな雲が流れていく。
水たまりに映った空の方がより青く見えるのが、不思議だった。
(……ある日の手帳より)
***
普段、私の手帳は基本的に食い意地の張った記述で満載なのですが(近頃は特に甘いものへの探求心が満ち満ちている)、たまには空を見上げて考察してみたりなどもするのです。しかし、いい大人があんまりまじまじと水たまりなど覗き込んでいるのは、いささか挙動不審に映ったやもしれません。気を付けねば。
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