とうひだとさげずむきみがいたとしても やめてくれとなきわめくあなたがいても それはそれはちいさなむいみなあたたかさで ぼくのそれのよくしりょくたりえない
だって、ほら、ぼくのかたには。
みえるでしょうちいさなしにがみ ぼくのかわいいしっこうにん いつでもぼくのかたにちょこんと あしをけだるげにぶらさげているしにがみ
たまにはみぎかたにのってほしいな
きょうはかのじょのきぶんがいくぶんよくて わらっているのかかたかたとおとがする もうそろそろつれていってくれるのかな きみならばじごくにみちびかれてももんくはいうまいよ
ぬくもりのないきみがしんじつ。
しんじられぬものをめのまえにみせつけられるより じつげんできぬゆめをえさにひきずりまわされるより はるかにじひぶかくぼくをみはっている きみのおもみだけがぼくにはすくい
かわいや、きみの、ちいさなやえば。
ひょうじょうなどないはずだけれど きみにぼくはみいられてしまった きみをかたにのせてどこまでもたびをしたいのだよ ごくらくじょうどなどぼくはのぞんでいないからね
きみがあないするばしょならば ついていこうかじごくのはてに そこにぼくらのこころのねむる つちがあるならそれもいい
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