だらだらと汚い液体がまとわりつくこの身体
身体 からだ カラ、だ
流れ止まぬ紅い河は
大河に呑まれた
中身の無い頭を確かめようとして地面に打ちつけた
ガンッ!がんっ!願っ!
からころと音が鳴った
そんな気がしたが
とぼとぼと独りいつも独りで歩いている
楽 落 ラク
自分が誘わなかった
誘えば沢山友が居て
嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘
大河などありはしない只細々と 流れるヒトスジがあるのみ今にも消えそうな
そんな可憐な音が我が身から出るものか 音もせぬほど中身は無いか
友達など居なかった 帰り道に居るは鬼
嗚呼蝶の如く。ひらひらと宙を舞えれば幸せであったか。 嗚呼獅子の如く。強く貴き者なれば幸せであったか。 嗚呼海の如く。おおらかであれば幸せであったか。
嗚呼今の自分には ただ消え入りそうな 紅と塩の河を作り続ける事しか出来ません
嗚呼。嗚呼。
流れる紅はどこへ?
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