たまたま日記
●たまたま日記●
たまにしか会えない彼、たまにやるチャット
たまにやる競馬…そんな、たまたまな日と普通な日常。

2003年04月29日(火) 冷めている。

1ヶ月ぶりに彼から電話がきた。
もう、彼とは呼べない気がするので
Tとしておこうか…。

前から聞いていたけど、
職場の内部が変わったらしく、かなり疲れている様子。
何もかもやる気が無くなって、メールすら書けなかったと言う。

女性はグチをぺらぺら喋って発散させるけど、
男性は1人で悩んでしまうらしいし、
おまけに、どこかのHPで見たけど、O型の男性は
付き合い始めは、しつこすぎるぐらいに連絡取ってきて、
しばらくすると放置する傾向があるらしい。
まさにTはその典型的な例かも。

「もう相手にされないと思ってたけど、
こうやって、なみと話ができるのは奇跡的だよ」
「そんな大げさな〜」

とにかくネガティブで『俺の人生はこれでよかったのか?』
みたいな悩みがあるらしく、しまいには、
「昔、片思いだった人から、ある夜「すぐに来てほしい」って電話が来て、
 行きたかったけど、都合が悪いから行けなかったんだけどさ、
 あの時駆けつけていたら付き合えて、今頃結婚してたかも…」
なんて、言い出す始末。

「それって、昔の想い出を美化しすぎじゃないの?」
「そうかな…」
「その相手は、Tさんのことをそれほど想って無かったかもしれないじゃない」
「…冷めてるね」
「だって、そう考えないと、いつまでも終わったことにしがみついちゃうでしょ」
「大人だなあ、なみって」

タラ、レバは競馬でもご法度。
「あの馬を買ってタラ…」「あれが2着に来レバ…」なんて言っても、
結果は出た通りでしかないし。
それより次のことを考えなきゃいけないと思うんだけど。

でも、落ち込んでいる人を励ますことは逆効果になるので、
あまり強くは言えなかった。
今までの人生が走馬灯のように駆け巡っているとすれば、かなり危ない。
そのうちなんだか、曖昧に会話を終わってしまった。
「また連絡します」と言って、Tは電話を切った。

来月になったら、ある結論が出るって言ってた。
そんな予告編みたいなことを言われると、心配になる。


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