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『気配』に掲載していただいた作品を読んでくださった皆さま、どうもありがとうございます。 ただ、読後の感想として「もしもペンネームを教えてもらっていなかったら、あなたがこれを書いたとは絶対に気づかなかったはず」…といった意味のことを多くの方から言われたのには、とても驚きました。 なぜなら、これまでに商業誌で書かせていただいた作品の中で私らしさが一番出ているのが今回の作品だと、自分では思っていたからです。 ところがそれを「らしくない」と感じて戸惑われた方が多かったということは、その方たちの目に映っている私「らしさ」と、私自身が自覚している「らしさ」の間には、かなりズレがあるのかもしれません。 だけど、これまでの作品も今回の作品も、言うまでもなく私自身体験したことのない、そしておそらく今後もない(苦笑)であろうコトを描いた、まったくのツクリゴト。シチュエーションだけでなくキャラクターも、私個人とは無関係なツクリモノ。そこに「らしさ」の入り込む余地があるものなのか、正直なところ私にはちょっとナゾなのですが。 |
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