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■ ヒヤシンス
=ヒヤシンス=
あまえんぼの仔猫を あやしつけて、ひざに抱えて 寝かし付けて。半刻も経てば、うすく目を開くから 優しく微笑みかけてあげれば、みゃあ と、ちいさな声で鳴き哭き夢の中へ。 おれのいつか、美しいしろねこに恋をして、寝かし付けた仔猫をひざに 遠くの三日月を見つめてた目。彼女はその日、なみだの浮いた夢をみて、その目はうすく開かれて、ココロボソゲに身を震わせたはず。 だからというのにおれのひとみに灯る三日月を見つけたときは、
その時
みゃあ、と泣くのか にゃあ、と哭くのか
今は、まだ、知らないよ。
2008年09月14日(日)
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