『 hi da ma ri - ra se n 』


「 シンプルに生き死にしたかった 」


2015年09月13日(日) 夕焼け雲


いきてゆく計画みたいなものは、なかったとおもう。

たとえば学校は大学まで行くだろうとか、それくらいで
止まっていてその先はあまり

夢のなかのことのような。
余生のような。


結婚ということをした。

なのに、今ごろになってもまだ
帰りたいところがみつからない
または
なくなってしまった。

外に出るのがひとくろうであるくせに
いちど出ればいつまでもふらふらとしていたい理由に気づくと
いつまでこうしているんだろう、と
じぶんを蹴飛ばしたくなる。

はやくどこかにかえりたい。


忠実なねこがごはんを待っているから
わたしはあのうちに戻ってゆく。
夜や雨をしのぐ屋根も、たべものもある。



彼岸花をみた日に、真火


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