スタンドから眺める木漏れ日
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2021年04月01日(木) |
それにつけても紙の多さよ… |
なぜ増える? なぜ減らない??
万年筆の話でもなければ 毛量の話でもない。
紙、すなわちペーパー類の話である。
自室をちょこっと片付けはじめただけでも ハガキサイズ〜A4サイズまでありとあらゆる紙が出てくる。
「さすがにこれ、もういらんやろ?」 と思われる過去の試筆やら下書きやらまで後生大事に持っている。
悪癖だと脳内では理解はしているのだが、 私は自分が手書きしたものは原則捨てられない性格である。 それがノートの片隅の落書きであっても、 はたまた今後見返すことはないであろう殴り書きの心情吐露であっても 同じように手元に置いてしまっているんである。
そして、よせばいいのに真っ新な紙もまた新たに増やしていく。 先日、うっかり再入荷のお問い合わせをしてしまった エンドペーパーさんの手製本「海月」(くらげ)も、 「キャンセル出ましたけど…どうなさいます?」 というご縁をいただき、手元に届いてしまった。
スターダストレビューの楽曲「海月-umizuki-」の歌詞を プラチナ万年筆のミクサブルインクで自作した「海月」インクで 手製本「海月」の最初のページに書きたいっ!!という どうしても叶えたかった夢が現実のものとなった。 書き心地も抜群なんだなぁ、これが。 次は絶対「おぼろづき」だ、と決めている時点でもう 永久保存は決定事項となっているようなもの。はい、増えたぁ〜。
もっとも、万年筆と用紙は私にとって商売道具。 ただの趣味だったころとは違って 家族からお𠮟りを受けることもあまりなくなった。 にしても、モノには限度っちゅうもんがあるのもまた事実。
幸い、今まで書いてきた書写作品の数々は A5サイズ程度にカットして、天声人語や折々の言葉を貼り付けて 共々保存すればよかろうという考えに至っている。
それにつけても…想いのあるモノというのは 紙切れひとつ(という呼び名もいかがなものかと思うが)も 捨てられぬものですなぁ。
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