2006年06月18日(日)
もう少ししたら川原泉の「笑う大天使」がある
それは特に関係ない?かもしれないけど なんとなく読みたくなったのでこれを読む ちょうど並行して読んでいる本が 塩野七生の「ローマ人の物語」で イタリアつながりだったのかどうか微妙だが読んだ
さて、この人の漫画は読むのにかなり時間がかかる これも一冊30分以上はかかるぐらいセリフと説明が多い その手の本が大好きなので薀蓄があるのは歓迎する
さらにこの人の漫画はセンチメンタルというんですか なんか物悲しいのとほんのり幸せというのが内容に平均して出ているのが お好みです
この本にしても最後の最後まで結構どたばたしてて 途中ほんのり幸せになるよ、なれるよという一瞬があるんだけど すぐなくなってしまうという無常さを感じさせつつ 最後の最後でああ、多分幸せになっているんだろういや幸せであってほしい と言うような希望をもたせて終わるという 確固としたものはないものの幸せだったら良いな その希望というか読み手が思う願望を非常に思わせるような内容でした
ほかの作品にもそういう感じはあるのだが バビロン〜に関してはその願望がどこに求めたらいいのかが 過去の歴史上のことなのであまりはっきりしないというか してもらっても困るので調べたくもないし と言う書き方だったもんね
この人の漫画の味ってのが 特に少女漫画というカテゴリに属さずとも普通の漫画として 言うならばギャグでもなく歴史モノでもなく通常娯楽妄想漫画でもない そんなわけなので分類することすらしなくていいじゃないと 声を大きくして言いたい
面白いものはジャンルなんかどうでも良いんです
あ、友人の中で読んだことがある人が多いんですが 女の人が多いですね でもね、この手の漫画は読むべきですよ 非常にいい まあ、少女漫画自体がすきという俺もオレですがねぇ いや、漫画全般がすきなんですか? あ、違う 本が(紙の集合体)がすきなんです。
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