2006年06月20日(火)
文庫版を読破中
さて、カエサルは有名だがどこで何したかを大まかにしか知らなかった で、今ちょうどこの巻の前後がカエサル大活躍の巻きです
戦術がすごく上手かったと言うより 戦略、人心掌握のほうが秀でていて 負けたりもするけどただではおきないと言う人ですねぇ
人心掌握の方法は実に巧みで 自分の配下を上手く動かすことが実に上手い それは後の書によるものではなくて カエサル自信の本でどうやったんだよって書いてあるから なお面白い
この人本当に晩成型です 結局最後暗殺されるんだけど やっぱりこのぐらいあっちにいってこっちにいって いろんな子とやる人は歴史に残るよ
残ることが偉い訳ではないけど 残るんだったらこういう風な残り方がいいねぇ
嫌な歴史の残り方ってあるじゃない うーん俺の中でいうと 劉禅 こいつはやだ あとね チトー
こんな感じ馬鹿か独裁者でどうしようもない人
逆に言うとヒトラーはやったこと全部が悪いわけでないよ 純粋にドイツを世界標準にするんだこのやろーって がんばってたんだから 日本も当時はそこまで行ってないけど 結構似たり寄ったり
まあ、とにかく感心してこの昔の紀元前の時代の話ですら 面白いんだから これらにまつまる枝葉の物語も相当に面白いに違いない そして背景とか地理とか相関図もろもろ知ってたら もう人生かけても終わらないぐらい面白いだろう
あ、それが研究者か
一般人の俺は楽しませてもらっているんで 研究して発表が実に面白いものであるとうれしいなあと思う
なぜか? 特に日本の大学教授の論文なんかそうなんだけど メディアに出てこないよ 本にもなってないし 学術書だから一般人はよむわけないじゃん? んなばかな 面白くてためになるものは誰が読んでも良いんです 興味がある人はたくさん居るんだから 図書館に行ってもくそみたいなもんしかないし
まったく日本はとくに学閥がどーでもいい雰囲気で 嫌気を覚えたよ 大学院に結局行かなかったのも そんな内幕をちょっと見たからだしね
そんなこと気にしないで楽しく生きるには小説家の方にがんばっていただいて この手の物語をたくさん世に送り出してくれることですね
司馬遼太郎もそうだしな 池波なんたらもそうだし 歴史はこんなに面白いのに面白くなくしている研究者は居なくなればいいんだ
とか、普段思っても無いけど 書いているうちに昔の不満が結構出てきた今日のニッキ
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