正直 最初は胡散臭いと思ってた。
そう簡単に人間変われるわきゃない
罪は罪 それ相応の罰が待ってるんだから 身動きとれまいとすら
思ってた
俺よか年上のくせに 俺よか童顔
腹立つ物言いに、漂々とした態度
でも今んところそいつにこの体が上手く動かされてる
変わったのか、それともこれが本質だったのかわからねえ
甘ったれた空気には刃を刺す
しみったれた空気には棘を刺す
動けなくなった体に 力を戻す
どーなってんだ
記憶保持の能力もすっかり消えうせて、
いつのまにか「センター模試」なんつうもんに申し込み完了してた
外を歩かせるのは危険
本人すら「また同じように幼児に危害を加えるかもしれないから」
と言ってたのに、いつの間にか日常化してる。
こいつは、犯罪者なんだ。
こいつは、法に問われる・問われない両者をも含む
咎人なんだ。
なのに俺は笑ってる
上手いこと手の平の上で転がされてる気がしながら
笑ってる、背中以上のものを任せながら
「もし また あの時と同じように 通りすがりの幼児に・・・」
わからない
でも、償いはしている気がする
わからん
わからーーーーーーーんヾ(*`Д´*)ノ"彡☆
こいつは変なヤツ。
今はそれしかわからん。
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