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■ これでいいのかは、謎だけど。3
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ココのあらまし説明をつけてみました。
初めての方・概要を知りたい方などは、
>>コチラからどうぞ。
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「首を切った。」 *******
瞬間、ダイヤルしていた指先。 無意識状態? 条件反射???
とにかく、ダイヤルしていた。 それでもほおっておくほど、 アタシから切り離せなかった。 甘い部分なのか、 あいまいな部分なのか。 中途半端なだけなのか。
でもかけてしまった。
だって。
「腕」でも、「手首」でもなく、 切られた、「首」。
腕や手首なんかじゃ、死ねない。 いや、死ぬかもしれないけれど、 頚動脈を容易に切断できる首を選んだアイツは、 結局未遂になってしまったとはいへども、 確実に以前よりも、 「死」を選んだということ。
頚動脈なんか切ってしまったら、、、、、、。
メールがきた。 事後報告がきた。 ということは、生きている。 わかってはいたけど、
アイツの選んだその事実が、 アタシをせかす。 ダイヤルをさせる。
深夜の道端で、 アタシは怒鳴っていた。
怒っていた。 悲しかった。 不安だった。 苦しかった。
そして、
声をきいて、安心した。
全部の感情がごちゃまぜで、 でもそれが一気に 電話口に向かってた。 だから、 怒鳴ってた。
『はは。(アタシが)おこってるよ(笑』
すこしかすれたような、 だけど、ひょうひょうとしたような、 アイツの声は、 いきなりのアタシの電話。 いきなりのアタシの怒鳴り声を そうやって笑った。 笑っていた。
>>続く・・・・・
2004年03月03日(水)
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