<< ↑ >>
今さっきバスに揺られながらふと思った。
末っ子って良いこともあるし悪いこともある。 その悪いところをずっと考えてた。
私自身末っ子で、上は結構歳が離れてるから、 親からしたら可愛くて仕方ないはず。 だから本当に一人っ子みたいに育てられ、何不自由なく暮らしてきた。
欲しいといえば大抵のものは買ってくれたし、 やりたくなかったら代わりに親がやってくれた。 すっごく飛躍して言えば、お姫様状態?
でも、生きてくうちにずっとそれでは通用しなくなり、 ツケがあとから回ってくる。
それを一番痛感したのが中学と高校のあたりだったなぁと。
小学校の低学年くらいまではバス一つ乗るのも怖かった。 なんかバスの仕組みが分からないし、知らない人がいるのが嫌だった。 一人で乗ったことがなく、ずっと人任せだったから。 そういう風に育った自分にその時は何も思わず避けて通って、 中学や高校で色んな人と会い、友達が何でもできることを見て、 そこでやっと「自分は何もできない」ってことを知った。
でも、その時に色んなことができる友達に追いつこうと思っても、 今まで何に対しても無頓着で生きてきた私にとっては、 とっても高いハードルがあるように感じ、 頑張ってもどうせって思うことがよくあった。 不思議だけど。
それが今じゃ、私は周りからみたら「何でもできそう」的に思われ、 それがたまに自分自身重くなるのかもしれないなぁ。
でもやっぱり、人生の何年間かをボーっと過ごしてきた私は、 遅くても今からでも目を見開いて生きていかなくてはと思う。
末っ子とか理由をつけてるけど、長女であっても次男であっても、 私自身の人間性がそう生きさせただけなのかもしれないんだけど。
なんだか考えがまとまらないど、 やっぱり若さって良いなぁ。
<<過去 目次 未来>> <サイシン>
|