南風吹いたから - 2007年02月24日(土) 今年は 暖冬 ということで、確かに、着物で出掛けても、 「うわ〜っ、寒いっ!」と感じることは少ない。 今日は、おがわ屋さんの豆楽塾企画の1つで、 お作法塾 に参加。その後、地元のうなぎ屋さんで、 「第一回、和を探求する会」なんて企画もあるそうで、 なになに? 落語〜 うんっ、参加する! つまり、私にとっては、「1日おがわ屋さんで遊ぼう会」なわけだ(笑)。 前日の帰宅が遅くて、もう半えりを選んで縫いつける気力ない・・・ 半えりついてるお襦袢どれだっけ・・・? 今日のコーディネートは、付いてる半えりに合わせた着物と帯。 水色の桜柄の半えりが ついている襦袢があったので、 うーん、これなら、まず着物は花倉織りに。 ・・・となると、帯締めは水色かな。 私の帯で、この半えりと着物に合うものは、 マルチカラーの半幅帯か、 由季さんのオレンジ色縮緬帯 (画面が出たら下へスクロールしてね)あたり。 でも、違う帯も合わせたいなぁ。 今年は、もう春一番も吹いたことだし、 渡名喜はるみさんの「南風吹けば」にしよう〜。 沖縄の着物と帯で 決定。 この帯は、5年ぐらい前、着物を着始めた頃に 購入したんだけど、今だったら、 たれ の部分にも柄が来るように仕立てたなぁ。 ・・・と今回、久しぶりに締めて、思ったのだった。 お作法塾、後半組参加者の皆様 家が近いので、 今日は待ち合わせをして 一緒におがわ屋さんへ。 同系色のコーディネートで、 すっきり綺麗に。 久米島紬は泥染めの小格子。 遠目に見ると、無地のよう。 焦げ茶地に、 小さい水玉が 規則正しく並んだ帯で チョコレートな 雰囲気のコーディネート。 こちらの方も、 茶系の帯で。 更紗柄の赤と黄色が かわいい感じ。 高速道路、2時間飛ばして遊びに来たそう。 私とは渡名喜はるみさん帯、色も同じような黄色繋がり。 お作法塾では、お茶会の時のお菓子のいただき方のお稽古。 先生は、懐紙はいつもバッグの中に入っているそうで、 なるほど・・・どこかにお呼ばれした時でも、レストランでも、 スマートに振る舞う小道具の1つなのね。 1時間ほどのお稽古の後は、 次の落語までお店で、 おしゃべりしたり、雑誌みたり、 もちろん着物や小物をみたり・・・ 夜の部は、氷川神社参道入口にある、 うなぎ屋 まんまる さんにて。 出掛ける時に、 ちょうどタイミングよく 友達が家に来たので、 甘えて車で送ってもらったし、 たぶん移動も帰りも、 車だろうな、と思ったから、 ショールをぐるぐる巻いて防寒終了。 昼間はけっこう暖かかったけど、 夕方からは冷えてきた。 昼の部と夜の部、帯周りに違いあり・・・。 春の小物がかわいくて、 薄いピンク地に、水玉が刺繍してある帯揚げを つい・・・。 最初の写真と比べて見ると、 帯揚げの色だけで、全体の雰囲気も随分違うのがよくわかるよ。 お腹もすいたし、落語が始まるまで うなぎ をいただく。 「和を探求する会」は 略して わたん会 (和探会)と言うそうで、 どうやら和探会は、男性の着物普及会も兼ねている様子・・・。 今日のお着物披露は、男性編で。 紺色の羽織に グレーの着物の方お二人。 お召しのアンサンブルや、 お召しの羽織、 と男性の着物には、 お召しが多いみたい。 色半えりには、 ワンポイント刺繍。 男性も、 着物の色でも遊んでみましょう。 栗で染めた紬。暖かみのあるベージュ。 半えりと帯が同系色。 羽裏ありき で 仕立てたお羽織だそう。 みさやま紬の着物は、 すっきりとしたベージュ。 半えりは 小紋 でした。 私の前のお席のお二人は・・・ 叔母様のお羽織を 帯に仕立てて、 そのあまり布を半えりに。 帯留めは 升たかさん作、 おがわ屋オリジナル。 お得意の ピンク系の コーディネートで。 縞の着物は 江戸小紋。 落語は、瀧川鯉橋(りきょう) さんによる 時蕎麦。 鯉橋さんは、瀧川鯉昇(りしょう)さんのお弟子さんで、 鯉昇さんは、亡き春風亭柳昇(りゅうしょう)師匠のお弟子さん。 柳昇師匠は 昇太くんのお師匠さん。 瀧川鯉昇さんは、一度、柳昇チルドレンの会 で昇太くんと出演したのを拝見。 その時に、「こいのぼりと読まないで下さい」と言った方。 (私は、ちらしにあったお名前を たきがわこいのぼり と読みました) 今日の時蕎麦は 昇太くんバージョンとはちょっと違った。 ふぅ〜ん、時蕎麦っていろんなバージョンがあるのね、 と落語初心者は、和探会に参加して学びました(笑)。 (うなぎのことも学んだよ) -
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