サポートセンターでの仕事も 延べ日数にすると1月半ほどになりました
手話が出来る職員が入ったということで 何かと賑やかなセンター内になっています
手話ができる職員 と 手話通訳士 手話をする私からすると これは雲泥の差なのですが 手話の世界を知らない人からすると 何がどう違うのか なかなか理解できない所が 難儀なのです
センター長さんは センター内に手話のできるものがいないのに 設立した団体の中に ゛聴覚障害者゛があることが プレッシャーになっているようなのです 手話がわからないから聴覚障害者が センターを利用できないのでは・・・というのが 私がはじめて呼ばれた時のお話しでした
さてところが 時が流れるごとに 事態は変化しつつあり 3日前のセンター長の言い分ですと 「あなたがしてくれれば 通訳士はいらないわよね? 高いお給料になのに 二人も来られてはねぇ」 ということになってしまい 私自身とても悩むことになってしまいました
聴覚障害者の利用する施設の窓口として 手話のわかる人を置いたほうがいい という話から 聴覚障害者が集まったら職員が手話通訳をする という話になってきた・・・・ということです この微妙な違いは 伝わりにくいものかもしれませんが 手話仲間では大きく違うのです
手話通訳士の資格は とてつもなく難しいもので 今この市では両手で数えられるほどの通訳士しかいないそうです しかし・・・通訳士と同等レベルの技術を持つものは 当然大勢いるわけです 試験に合格していないというだけで 手話のレベルは通訳士並なのですから・・・ ぺーぺーな私が通訳として立ちますなんて言い出したら 聴覚障害者に失礼です!!くらいの勢いです
難聴者1人に要約筆記のノートテイクが1人 聴覚障害者2人に通訳士2人 といったように 障害者の数と講習の内容で 人数は変わるのですが かなりの人数必要になります そして通訳士さん要約さん1人1時間につき 1,500円ほどの時給ですから センターとしても厳しいわけです
できるだけ少なく通訳できるようにしたい中ですが 難聴者や聴障者はそんなことお構いなしですから やっぱりやってみようかな・・・とか 近くに来たから覗いていこう・・・なんて 気楽に寄っていったりするのです 参加申し込みがない人には 通訳無しでいい もう・・・・それしかないわけです 要約筆記さんは 突然の増加を きっぱり断りますから 頭が痛いところです
所長さんはその中でも 通訳さんへの出費が多いから 職員で賄えないかと耳打ち・・・ 私が頑張ったとしても 通訳士 要約筆記の人たちは 許さないでしょうね・・・ 聴覚の人たちと私との間では 「勉強になるからやってごらん」 『よろしくおねがいしまーす』 で通っても・・・なのですね
これは所長さんになかなか伝わらず 私が考えたのは 手話ができる職員を 雇っているお金で 通訳士を雇う・・・です つまり・・・・私は首 ううううう なんとも 福祉の現場とは難しいもの 「聴覚障害者のいい加減さが苦手」 と はっきり言い放った職員には 私の気持ちも伝えられずにいます これからどう受け入れていくのか 考えたくなくなってしまった私です・・・
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