見事な大団円を迎えてしまったピュアラブ2です。 さすが昼メロ、思わず涙しそうになりました。 きりこさんのために還俗を決意した陽春さんですが、老師の「この寺の副住職にならないか?」というお誘いに涙し、苦節7年?やっと自らの居場所を手に入れることが出来たわけです。 碧巌録(すげえ、変換出来た>EGWORD)の書写をしながら還俗しようと決めた時、あれほどまでに僧侶としてのアイデンティティを追い求めていた陽春さんの心に何が起こったのか・・・。 いやはや、愛はパワーですな。
かたつむりのご主人、めっちゃお気に入りです。 友達になりたいです。 陽春さんはイイ男過ぎ。こんな若者と知りあいになったら、自分が汚れていることをぐりぐりと顔に押し付けられると感じること間違いなし。 きりこさん・・・同上。すいませんすいませんと逃げ出すしかありません。 大悟して名僧となるのもいいですけど。 涅槃は停止にすぎない、と言ったのは小松左京でしたっけ。 エントロピーが二人の愛をどう扱うのかはとても興味深い所です。 妻帯肉食は別に仏の道に反してないと思いますので、ぶいぶい幸せになって欲しいなぁと。
尊敬しあえる愛というのは、まぁ現世ではある種の理想なんでしょうけど、別に愛欲といったものを否定する気もありませんです。 ただ・・・愛だの恋だの関係なく、きちんと相手に敬意を払うことの出来る気持ちはとても大切なのではないかと感じさせられるドラマでした。 最近はそういう人が少なくなりましたね。 「惚れる」「無関心」「嫌悪」「利益」といったシンプルな感情しか持たない人の精神構造はとても哀しいです。
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