きまぐれがき
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朝はそしらぬふりをして出かけていった家人なのに、 帰ってきた時には春色の花束と私の大好きなチョコ レートケーキをかかえて 「。。??」の私に 「お誕生日おめでとう」だって!
小まめを見て、あら、この子私が産んだのだったかしら? なんてふと思う時があるけれど、そのくせサーシャ(犬)や ゆきちゃん(犬)は私が産んだような気がしてならない。。
そうだった。私だって、うん十年前は幼虫でもなかった、 なんにもなかったのだ。世界はあっても私はなかった。 そうなんだ。忘れていたけど、私は産まれてきたのだった。
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