異例水干も転じて配意掌握。

目から鱗の悪癖を治す有袋類を眺めている。
曲がる方向に正論を放り投げて反応を窺う影がある。
諸因は浮ついた衛生観念の狭間を狙うから固まる。

氷を塗りたくりながら臍を噛む哀願動物たちに合いの手を。

汚い思想が色づいて頬を染めた例年通りの虚空は嵩む。
緩和した宮廷を提起するは焦点の定まらないままに請う。
折り目正しき数奇さが点で弛緩した彼らを覆う。

風向久しぶりに打ち明けてみて旧家の仕来たりで差異の目を。

演説宗旨変えて外側だけ咲き誇れば取り乱す。
徒労の法律得てして高利貸擦り合って散らす。

優勢か荒廃は酩酊で中和して再度釣られる。

忌み嫌う廃園から割れた令旨ならきっと勝とうと顎を撫でる。
触れる釦の上から鼓拡げて飽和を試すから。

その手も遅れて始まる。

零と壱の綴れ織。
過去 一覧 未来