NORI-☆
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SPF50、恐るべし!
お盆を含む一週間(土日含めて9日間)は、会社の一斉夏休み。 子供たちも保育園を一週間休んで、 一家揃ってつかの間の休暇を楽しんだ。 民族大移動の時期なので、輸送機関も大混雑、 旅行代金は通常の倍額という不利な日程ではあるけれど、 貴重な連続休暇であることは確かなので、 15(水)〜17(金)と、二泊三日の家族旅行に出かけた。 行く先は伊豆・熱川。 憧れのリゾート特急"スーパービュー踊り子号"の旅、 子供たちにとってははじめての海水浴である。 旅の詳細は別途記録するとして、本日の話題は、 海に限らずアウトドアレジャーにつきものの「紫外線対策」。 二〇前後のころなどは、 まだ紫外線の害もあまり騒がれていなかったし、 昨今のように美白流行でもなかったので、 夏はブロンズ色に焼けている方がマル、したがって、 海行きのお供はコ○トーンの日焼けローションであった。 当時の海(といっても湘南しか行ったことないけど)は ココナツの香りに満ち満ちていたものである(懐かし〜)。 しかし、今や紫外線は美容の大敵、 断固阻止すべきものであるという概念が定着し、 日焼け止め(UVカットものというべきか)関連商品が 店頭でもメディア上でも幅を利かせている。 お肌の曲がり角をとうに過ぎた身としては、 当然安閑とはしていられない。 …で、海行きを前にドラッグストアで 日焼け止めローション類を比較検討することになる。 生活日焼け防止のために、夏の初めに購入した S社のローション(主として腕と首まわりに使用)は 使用感が重いわりにあまり効果を感じられず、 (要は塗ってるのにけっこう焼けている(^^;)) これではいかん!と別なメーカーのものを何種類か買った。 そして伊豆の海。 子供たちの体調への配慮から、 結局二泊三日の中日の午前中だけの海水浴となったが、 日焼け止めローションの効果は十分に実感できた。 完璧UVブロックに成功した? 半分YES、半分NO、である。 なぜ「半分」なのに効果実感なのかというと… ビーチまで徒歩5分のホテルの部屋で水着に着替え、 顔、首、胸、肩、腕、とローションを念入りに塗った。 手が届かない背中は、ビーチに出てから誰かに塗ってもらおう、 と気軽に考え、ワンピースを上に着て出かけた。 午前10時のビーチはすでに太陽さんさん。 パラソルを立て、ビーチマットを敷き、 とりあえず、と小さな海水パンツ姿のヨシキに、 焼けやすい肩にはママの"SPF50"、 胸や腕には"ベビー用 SPF20"のローションを塗る。 過度の急激な日焼けを防ぐという程度の気持ちである。 サトシはというと、ほぼ毎日保育園のプールで泳いで(遊んで) いる成果で、小学生ほど真っ黒ではないが、 裸でも白いパンツをはいているように見える程度には しっかり焼けているので、こちらは日焼け止め無用と判断して、 一応の用心に"ベビー用SPF20"を軽く塗る。 パパ?「俺はいい。大丈夫」…了解。 こうして家族の日焼けを心配しているうちに、 ママは自分の背中が未処置であったことを すっかり忘れてしまっていたのであった!!! 波打ち際でヨシキの手を引いて遊んだり、 サトシと浮き輪に乗って波間を漂ったり、 貝拾いをしたりしてのんびり午前中を過ごし、 午後2時過ぎに部屋に帰ってびっくり! 洗面所の鏡に映る背中は真っ赤になっていて、 水着のストラップをずらしてみると、 見事に「X」の字が白く残っているのである! ちなみに、日焼け止めを塗った顔、首、胸、肩、腕は 見事にプロテクトされ、全然赤くも黒くもなっていない。 さらに恐ろしいことに、肩に塗ったとき、 手の届く範囲で背面にもローションを伸ばしたので、 背中の色は肩甲骨の上までが白、その下から腰までが赤、 という見事な2色塗り分けになっているのだった(TT) サンスクリーン、恐るべし!! しかもさらに驚いたことに、 うっすら赤くなっている日焼け止めを塗らなかった脚に、 ビーチでヨシキに塗ったときに飛んだローションの跡 と思われる白い斑点が焼け残っているのだ。 うそ〜〜!! こんなに効き目あるんなら、 もっと真剣に背中全体に塗ればよかった! 泣いても後の祭りである。 新婚の夏から7年ぶりに背負ってしまった「X」が、 今後の重たい十字架となってお肌にのしかからないで いてくれることを、今真剣に、神様に祈っている。
2001年08月18日(土)
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