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2005年07月10日(日)
キーワードは美容師

大好きだった美容師さんが先月で辞めてしまった。
もう二度と会えないと思っていた。

忙しい日々が続く中で
少しだけ忘れかけていた存在だった。

ふと、思い出すとなぜか彼の顔が頭について離れない。

思い切って美容院にメールして
彼のことを聞いてみた。

回答は
店側からのコメントと、携帯番号だった。

まさかと思っていたので少しだけ動揺した。

かけるにかれない日々が3日間過ぎ、
結局、あたしは電話を手にした。

コールが増えるたびに緊張が高まった。

5コール目であたしは電話を切った。

夜中の1:46

突然のベルで目が覚めた。

彼からだった。

あまりの驚きにでんわをただただ見つめ、
あたしはどうすることもできなかった。

20分後にまたベルが鳴った。

緊張しながら電話を取った。

彼「もしもし?」

s「あの〜seriaですけど覚えてますか?」

彼「あぁ!あのガンダムの!」

s「そうです!お久しぶりです元気してました?」

こんな感じで会話が続き、一時間ほど電話が続いた。


驚くべきほどに会話は盛り上がった。

それから一日おきに電話したり、しなかったりの日が続き

彼が今バイトしている居酒屋へ来ることを誘われた。

行きたいけど行くのは照れくさいし、
恥ずかしいし・・・・。

悩みに悩んで行くことに(笑

一番仲のいいぺんちゃんを連れて・・。

行きの車の中、
目的地が近づくごとにあたしは緊張していった。
最後の方はわけのわからないことになり
方言丸出しでぺんちゃんに話しかけていた。

ぺんちゃんはそれでも「大丈夫だって!」
の一点張りでさすがあたしの扱いに慣れてるなと思った。

お店に着くと以外に混雑中で二階で待つことに。

このときまだ彼の顔は見てなくて緊張が上り詰めたところだった。

二階に上がってくる足音がして
不意に顔を上げると彼だった。

いい人そうなオーラを全身から振りまき、
「来てたんだー!」とものすごい笑顔でお出迎え。

うれしくてうれしくてよくわかんなくなりそうだった。








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