都会から離れるとそこには大きな大きな空があった空とはこういうものだったんだつまり僕が今まで「空だと思っていたもの」は空全体のほんのひとかけら(つまり空とは言い難い)天使の羽が描かれている僕もあそこへいきたいな両手を伸ばすのが少し恥ずかしくて目を閉じて想像したんだねぇ 世界はもう1つあるのかな気がついたら何年か経っていたとしてもねあの空の下にいる僕は変わらないまま残像のように立っているだろう今度は、きっと誰かと一緒に