やるきまんまんの日記
DiaryINDEX|past|will
2008年03月02日(日) |
今週の見通し・為替 ドル売り一段と加速も |
円相場は今週、ドル売りが一段と加速するとの見方が強い。米経済指標が悪化の度合いを深めるなど、米景気の後退懸念が強まっている。 先週末には一時、約2年11カ月ぶりの円高・ドル安水準となる1ドル=103円台を付けた。ドルを買い戻す材料は出にくく、引き続きドル売りが優勢になりそうだ。市場参加者の予想は101―105円台に集まっている。 今週は米景気の足取りを確認する上で重要な指標の発表が相次ぐ。5日には米サプライマネジメント協会(ISM)が2月の非製造業景況感指数を発表。1月は景気判断の分かれ目である50を約5年ぶりに下回った。7日発表の2月の米雇用統計で、雇用環境が一段と悪化していると、ドル売りが膨らむだろう。 前週にはバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長が米景気の下振れリスクに言及。FRBが5日に発表する米地区連銀経済報告(ベージュブック)の景気判断も注目だ。 欧州中央銀行(ECB)は6日に理事会を開く。市場では金利を据え置くとの予想が大勢だ。
|