やるきまんまんの日記
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2008年04月06日(日) 今週の見通し・為替 円、金融政策にらむ展開

 今週の円相場は金融当局の動向に振れやすい展開になりそうだ。信用不安が薄らいだことを背景に、一方的な円高・ドル安に歯止めがかかりつつある。週末の7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議(ワシントン)のほか、主要国の金融政策をにらみながら相場が動きそう。市場参加者の予想は1ドル=98―102円台に集まっている。
 先週末の3月の米雇用統計で非農業部門の雇用者数が3カ月連続で減り、米景気の後退懸念が強まった。G7では米景気の分析などが主要議題になる見通し。米国をはじめ世界景気の先行きにどんなメッセージを打ち出すかが焦点だ。
 日銀は8、9日に金融政策決定会合を開く。1日発表の企業短期経済観測調査(短観)で企業の景況感が大幅に悪化した。どのような景気認識を示すかが注目される。日銀総裁が正式に決まれば、市場に安心感が広がる可能性もある。
 10日には欧州中央銀行(ECB)と英イングランド銀行(中央銀行)が金融政策を決定する。ECBは金利据え置き予想が大勢だが、英中銀には利下げ観測も出ている。


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