遠雷

bluelotus【MAIL

今日のできごと
2004年07月28日(水)

友人と食事をしてきました。
連絡はとっていましたが、ここ2ヶ月程は会っていなかったので、彼女に直接例の話をするのははじめてです。「彼氏が鬱である」ということはちらっと話してあったので、死んだと言う報告をした時に予想はしていたとのことで、あるていど説明はしました。色々説明することにも慣れてきた様です。時々詰まりながらも、取り乱さずちゃんと話ができました。たぶん、これ以降は細かい事情を新たに人に説明することはもうないでしょう。(この日記以外で、ですね)

鬱だと言うことを話していない友人には「病気で亡くなった」という言い方をしています。自死であったという事を言わないでおくというのは楽な一方、今回の事に対して何がつらいかということが説明できず苦しくもあります。病気であったなら、世界の中心で愛を叫んでいればいいのかもしれませんが。

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あまり声を大にして言うことでもありませんが、本日、月のものがはじまりました。亡くなる少し前に終わってから後ずっと無く、絶対ありえないとわかってはいたのですがもしや妊娠でもと思わないでもありませんでした。でも、もし、本当に妊娠していたら?

せめて唯一の彼の生きた証になったかもしれない。
もっと前に妊娠していたとしたら、今頃結婚して、彼も生きる気力がわいていたかもしれない。
でも。
私に一人で父無し子を育てていけるのか、今の状態でそこまで彼の為に尽くせるのか、彼の子を心から愛せるのか…。
でも。
生まれかわりも知れない新しい命を、殺すことができるでしょうか。

でも、私には、自信がありません。
私は冷たいのでしょうか。
欲しくても欲しく無くても、彼の子供を宿すなんてことは不可能なんですけれど。



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