遠雷

bluelotus【MAIL

コミュニケーション
2004年07月29日(木)

私は筆無精で、こうして日記を書いていることすらかなり珍しいくらいです。特にメールなどはあまりまめにやりとりもせず、更に電話嫌いで単独行動が好きと来たからには、寂しがり屋だったHにはかなり寂しい思いをさせていたようです。自分としては気をつけて連絡をしているつもりで、彼も私ががんばっているつもりなことを理解してくれようとしていたのですが、そもそも自分のレベルと人のレベルが違い過ぎ、そのことでなんどか喧嘩もありました。

いま私は寂しくて寂しくて仕方がありません。誰かと話したい、メールがこないとさみしい。休日に予定が無いのがつらい。Hと付き合う前は、こんなに長くまともに付き合った人もいなく、一人っ子だった為に一人が好きで、友達とべったりするわけでもなくて、部屋でごろごろしたり一人でどこかに行ったりということが好きでした。付き合ってからその生活リズムは変わってきましたが、それでも永年つちかった性向は簡単に変わるわけは無く、時々「出かけず部屋でのんびりしたい」と思うことも多々ありました。でも、「一人じゃないという安心感を持った上での一人になったつもり」という甘い密を吸ってしまっていたのですね。友達はいてもそれぞれの生活がある。親にべたべた甘える年でもない。とにかく寂しいのです。

今こういう状況で、やっとHの訴えていた寂しさ、苦しさ、不安が本当に理解できた気がします。ごめんね。本当にごめんね。



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