photo by Fuzzy
霧とも靄とも知れない 薄色の朝を通りぬけて 思いの彼方へ 最後の旅に出る
好き。。。 そう囁いた耳元に レーシーな言葉が笑みを見せる
碧き目覚めの公園で 人影に紛れた2羽の小鳥が 透明な声でハーモニーを奏す
好き。。。 もう一度だけ呟いてみる 頬を緩め心の中を真っ白にして 過去人を見つめた
これで決別できる この時が過ぎ去ったら 過去の世界は もう忘れてしまおう
あと少しだけ 瞑想(あそん)だら もう少しだけ 漂った(あそんだ)ら
次の扉を 力強く開くわ きっと・・・
そのとき わたしの最後の旅が 終わるだろう
一筋の光の中に 意識的に少しだけ口角を上げた わたしが立っているだろう
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