future is known...ミツ

 

 

わざわざ思い出しもせず - 2004年12月01日(水)

昨日は電話をした。
週末しか会えないから、連絡は出来るだけ絶やさぬように。
朝や夜の空いた時間は、心がけている。
会社の近くを通ったら
必ず連絡をして出来るだけ会えるようにする。

彼は相変わらず仕事をしている。
あたしも通常通り、日々を過している。
あれから、何も変わってない。
彼が、近い将来いなくなるという覚悟だけ備わった。

あたしから見て。
彼はとても行き急いでいる。
エクスプレス級に。
仕事がどんどん来ると喜んでいた。
岐阜・鳥取・大宮・調布・小田原・軽井沢

地方ばっかりじゃん。
倒れるよ!?

あたしの心配をよそに、名を残す。
生きていた証を残すことに精一杯だ。
まだ5年ある。もう5年しかない。
考えはきっと後者のほうで
やりたいことを選んでするしかない。
だから彼は、一番に存在を残すことを選んだんだと思う。
苦しさを和らげることよりも
痛みを耐え、睡眠を削り、頭を振る回転させ
一秒を惜しんでいる。

とてもすごい人だと思った。
あたしはある意味論外だ。

もうすぐ、会える。
それだけで嬉しい。

あと何回会える?声を聞ける?
何度も泣いた。
枯れたと思ったら、また溢れた。
頭は痛くなるし、声も出ないし、吐き気もする。
泣き崩れた。見るもの全てが憎くなった。
一緒に死にたいとさえ思った。
一度考え出すと、灰になるだけだった。
でも、あたしはあたしの生活がある。
平日は仕事をしているし
冷静にならなければいけない。
私情を表に出してたら、周りに迷惑をかけるだけだ。
そう気づいてから
彼の運命はこころにしまうことにした。

ただ、会う時は
全部を使って彼を記憶することにする。


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まじウゼー。
この状況の自分に酔ってる?
そしたら狙撃して下さい。


...




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