あひるの日記

2005年01月06日(木) ポチ。そのニ

今日は前回に引き続き、ポチのことを。

ポチは何回もの話し合いを経て、前妻さんと別居することになりました。
その際、

「自分が責任をもって面倒を見るから」

といって、猫を飼ったんですね。
ポチはとても抵抗したそうです。
その理由は、

以前付き合っていた彼女が、ポチのマンションに捨て猫を拾ってきて飼い、その果てに増殖し、彼女との破局の末に引越しの際にその猫たちを野に放ったという哀しい、

。。。。つーか人間として最低なことをした経緯があったからだ。
もちろん、前妻さんはそれを知っている。
それを承知の上で「生涯面倒をみる」といっていた、その猫を、前妻は


ポチのところにおいていった。


きいい。
いま考えても猛烈にハラがたつ。

もちろん、引越し先が動物禁止とか理由あるだろうけど。
もともと飼っていた住居も動物禁止じゃないかとか。
まあ、いろいろいいたいこともあるのだが。

結局この前妻さん、正式に離婚が成立する際に再度の確認をしたが、猫を引き取りかんしては、首を縦に振らなかったらしい。

もう最低。
バカヤロウ。

ポチも、まさかおいていくとは思わなかった、と嘆いていた。

その後、仕事を変えたポチは会社が契約していた住居をでるにあたり、新居に移る際は(また動物禁止のとこ)、わたしが預かったりで、かなりこの猫には頭を悩まされた。

まさか捨てるわけにもいかんし。
猫に罪はないしねー。

しかし、この猫は前妻を連想させるものがあるのも事実だ。
正直。

かわいくない。(><

しかし、完全室内飼育という以外はすべて放置だった猫。
この猫の、去勢手術及びワクチンの接種はわたしが金をだして手配したんだ、このヤロー。

この猫、その後あひるとの結婚とともに新居に移る際、またモメた。

新居は、一戸建て新築。

あひるの両親は、新居が猫のせいで傷むのを恐れ、



捨てちまえ。



と、あひるの両親にいわれたものですが。

その頃には既に猫に情が多少なりとも芽生えていたので、ポチとともに新居に引越し、数年たった今ではりっぱな家族の一員です(@@

さて、猫の話がしばし続きましたが、ポチは前妻さんと別れるにあたり、まさに、

住居
仕事
オンナ

のみっつを、見事に変えたわけです。


スッゲー。




。。。。なんか、ポチのことを書こうと思っていたのに、猫メインは話になってしまった。

ほんとうは別居中に素敵に


付きまとわれたり、
金銭を要求されたり、
まちぶせされたり、


そんな話を書こうと思っていたのになぁ。。。。







ま、いっか。

あ、ちなみに別居中に金銭の貸し借りはしなかったようです。
この方、過去にカード破産したという素敵な前歴があり(同居していた際はポチが家計を管理していた)



一度貸してしまったら、最後だ!!!!



と、さすがにポチも感じたらしい。




ポチは拒絶のことばを嫌う。
簡単にいうと「NO」といえない人間なのだ。
だから同居していた際は、彼女が

この服がほしい。

といわれれば、駄目といえずにお金を無心していたらしい。
そんなことをしていれば、たとえ共働き(しかも家賃の半分は会社もち)でもお金は貯まらなかったらしい。

つか、アタリマエだっつの。


しかし、その「NO」と言えないのが駄目なんだ、と再三忠告したあひる。
その甲斐あり、別居中、


「生活費足りなくなっちゃった。お金貸してー」


という要求に対し、


「NO!!!!」


と、言えたらしい。
おめでとう、ポチ。




しかしね、あひるはポチと夫婦生活をして4年になるが、彼から拒絶のことばを聞いたのはほとんどない。
あひるは何度も「イヤではないか?」と確認するほど。
そのポチにそういわしめたのだから、彼女はよほどのものだったのだろう。オツカレサマ、ポチ。


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