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日々闇雲日記。

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2005年12月02日(金)
先生「りんきおーへん」って何ですか


 どうもこんにちは。
 禁煙してすでに1ヶ月が過ぎ、電車の中や昼休みに眠り出すような事はなくなったものの、味覚というか嗜好が変わったのか、それともそういうのが美味しい季節になったのか、バリバリのコーヒー党(しかもブラック)からいきなり紅茶に目覚めてしまった管理人です。
 基本的な飲み方は濃く煎れた紅茶と牛乳の比率を1:1ぐらいにして、蜂蜜入れてあまーくしたやつだが、ブルーベリージャム入れたロシア風も甘酸っぱくて美味いよなー。って、日常生活でエネルギー消費しなきゃならないのに、何またそんな太る飲み方ばっかりをしとるんですか私!!!
 ・・・・・・・・・と今回は珍しくそんな平穏な出だしと思わせ、実はまたの名を、

「毎日忙しいばかりに出金伝票を溜めに溜め、帳簿は1ヶ月に1回とか2回まとめてつけるなどと横着な高等テクニック(そのくせ何回も書き直している)を否応なくしてしまっていたお陰で、帳簿と金庫の現金の間にいつの間にか追跡不可能な誤差を生じさせてしまった、素人経理さん改め万年無能経理さん」

 ・・・・・・・・・のMです。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・。

 ・・・・・・・・・あ、・・・・・・・・ありえない。・・・・・・・・・







↑押せば字が変わる小粋なエンピツ投票ボタン

 ・・・・・・・・・・・・ますますもって、ありえない。・・・・・・・・・・・

 でも間違えた方が言うのも何だけど、これだけの金額がほんとに間違いで出ているのであれば誰か「俺の精算まだ払われてない!」とか気づくと思うんだが、私は賭けてもいいが精算は全部やっているはずだし、もししていないのなら誰も何も言ってこない事の説明がつかない。
 何かどう見てもすごく変な数字の出方だし、書き方が悪いとかどうたらこうたらで、帳簿何度も書き直したからだろか?でもそれって前の帳簿は始末してるし、伝票は手元にないから、原因追及もう絶対不可能だぞ?
 うーん。
 わからん。
 お金と数字の管理は、気配りと笑顔の次ぐらいに苦手なんだよなー。
 と言いつつ、この金額ではもう嫌だと思っても黙っているわけにもいかないのと、今度の上司であるSさんは、ルーズなところが玉に瑕だけどとても優しい人なので、きっと今回も笑って許してくれるであろうと藁にもすがる思いで、

「金庫のお金がいつの間にか増えていたんです。・・・・・・・・・・」
「きっと通りすがりの錬金術師を名乗り、鎧を「弟」と呼んで連れている金髪の少年がやって来て、秘伝の術を金庫に施していったと思うんです。・・・・・・・・・・」(ここは嘘)

 とおそるおそる申告してみた。
 そしたらSさん、さすがに苦笑するしかないってな感じではあったけれども笑顔を浮かべて、
「たかがその金額ごとき、頭抱えるほどのことでもないだろう」
 と言ってくれましたが、相変わらずしょーもなく思えて手間の掛かる負荷を次から次へと言いつけてきて、帳簿記入と現金チェックを納得いくまで時間を掛けてさせてくれない職場と本社経理や、いつまでも領収書や申請書を書かずと溜めて、月末月初の忙しいときに一気に出してくるSさんとかにも原因はあると思うので、反省は自分の職分の範囲でしても、自虐はしない(もちろん謝ったし、これからは、他の用事を後回しにしてでもチェックするけどね)。
 しかしここの職場、単に人が少ないからなのか社風なのか、確かに前の会社(大手)のように、会話自体が(色んな意味で)コミュニケーションを拒絶していたり、陰湿な権謀術策を駆使して他人を陥れてでも自分の保身に専念する、いわゆる「変な人」はおらん、むしろ傍目から見ればなかなかいい感じに見えるのだろうが、

「周囲が何と言おうと私は完璧」
「完璧ではないにしてもベストは尽くしている」
「それは自分の仕事じゃないと思いますが、もしそうならば今日すべき事なのでしょうか」
「オンとオフの区別をつけます」

 と、まず自分の考えを自分と周囲に、しかも我が儘に思われないよう筋道立てて言い張らないと、予想以上の仕事量とキャパを越えた負荷の多さに潰れてしまうと見ましたよ。
 いや、仕事が多いのは構わないのだが、私はあくまでも事務であって、召使いとか雑用係じゃないんだけどなあー。
 仕事はさっさと定時に切り上げて、毎日やりたい事があるんだけどなあー。
 バカみたいに暇な日や定時に帰れる日もあるにはあるけど、残業している日に比べたら全然足りないいしぃー。
 だいたいね、デザイナーさんはそりゃ休日出勤や泊まり込みもあるだろうが、毎日1時間とか遅刻して定時に帰っている日もある会社で、

「私だけ連日残業でしんどくても時間にきっかり来い」(←人がいないのをいい事に10〜15分程度遅れる人)
「どんなに忙しくても昼休みは決まった時間に取れ」

 ここまでは社会人として当たり前だから私に改善の余地があるとしても、サービス残業も(けして口に出して言わないけれども)できればして欲しい、帰るときにお使いもして欲しいだなんて、ちーと虫が良すぎやしないか?

「まあみんな大人だから」
「その辺は臨機応変に」
「Mさんは真面目だから」(皮肉か?)

 と他にも色々突っ込まれると都合の悪い時に限ってよく言う、そんな曖昧な言葉(価値観)が罷り通る職場だから、現金処理間違えても怒られないのは重々承知しているけれども、最近「臨機応変」と聞いただけで、「ウォー!!」と吠え掛かって飛び膝蹴りかましたくなるんですが?
 だいたい残業にしろ、今は仕事が本当に1つ1つ時間が掛かるのと手の抜きどころや段取りを覚えていないから、髪振り乱して毎日黙々と居残っているだけで、それは1日でも早く自分の時間が確保できる生活が欲しい、権利を主張しても他人に当然であると思われるだけの自分になりたい(別にならなくても主張は出来ると思うが)、ちょっとでも自分に躊躇いがあれば堂々と主張するのが恥ずかしいからであって、別に会社の為、ましてやあんた方の為じゃないのだよ。
 与えられた義務さえろくすっぽ満足に出来ないくせして権利だけを叫ぶのも、他人の善意による恩恵を何も考えず甘受し、さらに期待するのはどちらもむしろ子供のする事だろうし、お互いに義務も権利も等しく持っているのが契約というものではないんだろーか?
 それとも「臨機応変」という言葉の曖昧さに苛立ち、早くも会社に不満を持つ私がこの人達から見れば子供か、よっぽど融通が利かない奴なんだろうか?
 ・・・・・・・・・ま、退屈な愚痴を長々と書いて申し訳ないのですが、そんなわけでして、

 3ヶ月後を見てろヨおんどれらぬっふっふ。
 3ヶ月後には逆襲カミングスーン。

 と、仕事のあれやこれやと一緒に、外面はニコニコしながら腸を煮えくりかえらせるという腹芸を覚えつつある今日この頃ざます。
 あー。