高熱 - 1987年03月10日(火) 舌の腫瘍切除から一週間。 ぎっくり腰でほとんど寝たきりの夫とともに姑の世話になったが、あまりうまくいっていない姑の世話になることが、だんだん重荷に感じ始めていた。 「まだムリだろう。」 夫はそう言ったが、家事を再開した。家事といっても洗濯と、近くの商店街に買い物に行って食料品を買い、晩ご飯の用意をしただけだ。 たったそれだけの家事で、その晩40度の熱が出た。 一週間、手術後の痛みと闘ってきた身体は、熱が出たことぐらいではどうということもなかったが、夫と姑によって、家事の即禁止命令が出された。 私の身体には、いったいなにが起こっているのだろう?? ふと、そんな疑問が頭をもたげた。 ...
|
|