2011年05月17日(火) |
『鉄道員(ぽっぽや)』 |
『鉄道員(ぽっぽや)』1999年 降旗康男監督
NHK BSプレミアム 山田洋次監督が選んだ日本の名作100選〜家族編〜で
放送されたものを見る。山田洋次監督がこの映画を選んだ理由は
高倉健へのオマージュと司会者が話していた。
高倉健へのオマージュの意味を納得する。
この映画を選ぶ理由があるとしたら、たぶんそれしかない。
映画として全然ダメだと思った。
高倉健がいくら魅力的な俳優さんだとしても、この映画で演じている乙松が
どういうキャラクターなのかわからない。
乙松だけでなく、全ての登場人物のキャラクター描写の掘り下げが浅い、
というよりないに等しい。
一体、物語がどこに向かっているのか、物語の芯を感じない。
全編通して説明台詞での進行。
唯一良いところをあげるとしたら、北海道の大地の雪景色の美しさだった。
ツカミ 乙松が定年を迎える?
ポイント1 乙松の同僚の仙次が乙松を訪ねてくる?
Mポイント 仙次が帰る?
ポイント2 乙松、仙次の息子から幌舞線が廃止になることを聞く?
エンディング 乙松、亡くなった娘とやさしいひと時を過ごす?
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