2002年08月05日(月) |
夏の飲みもの − 石けん作りからの発展 |
お鍋を買うためにいろいろリサーチしているうちに bamix という文字をよく見かけるようになりました。見た目はこんな。
どうやら、カップやお鍋のなかに直接つっこんで、バナナミルクジュースだの、かぼちゃポタージュだのを作るものらしい。。。
で、我が家にはブレンダーというものがあります。石けんを作るときに、型入れまでの時間短縮に役立つと聞いて買ったもの。
わたしが持っているブラウンのものはこんな。MR430CA の左から2番目のものだけで、泡立て用などのオプション品のついていないタイプ。
そういえば、ブレンダーを買ったときの箱にもトマトジュースやガスパッチョが作れそうな写真があった気が。(こちらの電化製品にはまともな説明書などついてこないことがおおあり。電池が必要な製品を買っても電池はついてこないほうが普通。そしてよく壊れれる。日本製電化製品が売れるわけです)
う〜みゅ。
前田さんの本には石けん作りに使う道具はよく洗えばお料理に使っても大丈夫!と書いてあるのですが。。。うちの母のように韮を1枚1枚ていねいに洗う人ならそれも可能かもしれないけれど、わたしは自分の洗浄能力に自信がない (^^;; ので、ボールや泡立て機など、石けん作り用に買ったものをお料理用に使ったことはありません。
石けん作りを1年以上続けると、ボールの底には細かい傷もたくさんついているので、やっぱりお料理用と兼用するのは怖い気がしますし。他の本では石けん用とお料理用は分けることを勧めているものもあるようですし。
でも、ブレンダーに関しては、わたしは型入れの直前に少し使うだけ。苛性ソーダの水溶液とブレンダーが直に接することもないし、苛性ソーダ液がもう石けんになりかかっているタイミングでしか使っていないし、それにブレンダーをよーく見ても苛性ソーダの成分が入り込んで残ってしまうような傷はまったくない。手で触ってみてぴりぴりするなんてことももちろんない。(笑)
ということで、べつに赤ちゃん用に離乳食を作るわけでもないしね、と、まずはバナナミルクジュースを作ってみることに。
大きめバナナ1本 牛乳 200cc 前後 きな粉 大さじ1〜2くらい 黒砂糖 大さじ1/2
え〜、きな粉を入れてみたのは、一時帰国してたときにみのもんたさんの番組で「バナナときな粉を一緒に食べると脳内血流量が増す!」って言ってたからです。朝だし、頭ぼーとしてるときに飲むのにいいかなと思って。
そして、パイレックスの強化ガラスの計量カップ(ブラウンの写真の右の計量カップに似ています)のなかに以上の材料を入れ、ブレンダーを突っ込んで数秒間グイーーーンとやるだけ。
うんま〜〜〜〜〜〜!(おほほほ)
なバナナジュースが簡単に出来上りました。しかも、そのために買ってきたんだけど、計量カップはガラス製なので、そのまんまがーっと一気飲み可。
品はよろしくないですけどね(笑)、1人暮らしだからいいのだ。洗い物を増やすのはエコロジーでもないしね。(笑)ビールのジョッキ感覚で飲む、このダイナミックさがよけいおいしく感じさせてくれます。(笑)
あんまりおいしかったし、お腹にはなにもたまらなかったので、調子に乗ってもう1杯。そしたらお腹はぱんぱんにふくれて、めちゃめちゃ後悔しました。1杯目のときは、起き抜けで満腹中枢が動いていなかっただけらしい。。。
もう2度と2杯連続はやりましぇん。(反省)
その後、キウイもジュースにしてみたり、圧力鍋で蒸したかぼちゃと牛乳で冷たいポタージュを作ってみたり。ミキサーと違って、小さくて軽くて洗うのも楽なので、おいしくて楽しいです。
結論:2万円以上もするバーミックスを買う必要はなし。ブラウンで充分おいしい。 そしていまのところ、石けん作り用のブレンダーをお料理に転用しても残留苛性ソーダの害にはあっていない。(笑)
バーミックスはわたしが持っているものと比べると先端全部がステンレスなので、お鍋に熱いうちにつっこんで使えるのだとか。でもね〜、そんなのは少し冷めるまで待って、ブレンダーを使い終ったらまた温めればいいおはなし。それだけのために値段差1万円以上というのは。。。
スイス = 強烈に物価が高い
そんな国の製品だから、日本でも高いわけで、いいものだから高いわけではないような気がします。バーミックスはブラウンのものよりずっと重いらしいし、実家用にもう1本、日本で買うことになってもやっぱりブラウンのほうにしそうだな〜。(フランスではバーミックスは一般のお店では売っていません)ブラウンのほうが先端がプラスティック製なので、買ったばかりのル・クルーゼのお鍋とか、傷つけたくない容器のときも安心して使えるという利点もあります。
いわしのつみれとかイカ団子の作りかたが載っているらしいので、バーミックスのレシピ本だけほしいかな。(笑)
と、いうことで、石けん作り用のブレンダーを持っているかたで、恐いもの知らずなかたには、ブレンダーを使ったジュース&ポタージュ作り、ぜひお勧めします。暑い夏は冷たくておいしいものを飲んで、幸せに過ごしましょう。ただしもちろん自己責任にて。(^^;)
P.S. わたしはちょっと食物繊維が残ってるくらいのジュースやポタージュのほうが好きだけど、舌触りなめらかなほうが好きなかたにはブラウンのほうもバーミックスもお勧めしません。なめらかさはやっぱり裏ごししたものにはかなわないから。
2002年08月09日(金) |
ひさしぶりのアロマ&石けん作り |
わたしはパリに住んでいるというのに、夏のあいだしょっちゅう窓を開けっ放しにしています。近所への短時間の外出のときは閉めないし、夜は雨戸は閉めるけれど、窓はすこし開けてあります。
換気が悪いと暑く感じるし、ふつう窓を開けて家を留守にする人はいないので、かえって空き巣防止になるかと思って。(フランスでは刑の重さがまったく違うらしく、空き巣は多くても、強盗はめったにありません。だから、空き巣は入る前にかなり入念に留守を確認するものなのです)
加えて、わたしの住んでいる建物は、入り口にモニターつきインターフォンがついているし、エレベーターを動かすにも鍵が要るし、監視カメラまでついています。(笑)
これだけセキュリティがしっかりしているから狭くて使い勝手が悪くても、なかなかここを出る気になれないのですけれどね。
ところで、いままでパリに住んでいて、蚊に刺されたのって、森のなかの湖の中洲にあるカフェで初夏にお茶をしていたときだけ、だったんですが、今年はなぜか開けっ放しの窓から入り込まれたらしく、一晩開けて目が覚めてみたらすごいことに!
最初は我慢していたのですが、あんまり痒くなってきたので、信頼する「アロマの部屋」の「目的別 INDEX」で虫刺されブレンドを探してみました。
そして手持ちのオイルからボリジ油、ティツリー、ラベンダー、ペパーミント、アルコールをブレンドをして綿棒で、ぬりぬり。
う〜ん、さすがに速攻では効かなかったけれど、10〜15分くらいしたらすーっとおさまってきました。う〜〜〜、こういうときはアロマさまさま。
ただ、刺された場所は足の甲なんかもあったので、靴を履くとまた痒かゆになり、翌日からは上記にさらにジャーマンカモミールも加えて、パワーアップバージョンを塗っています。
それから今晩はひっさしぶりに石けんも作ってみましたよ!
夏用のさっぱり石けん、使うのは来年の初夏かなぁ?(笑) 明日起きたら、ちゃんと石けんになってくれてるといいな〜。
うまくいったら、そのうちサイトに登場させますねん。
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