久し振りにJリーグを観に行った。バンクーバー時代の友人で、現在東京で外国人向けフリーペーパーの広告営業をやっているハナちゃんが、無料でチケットをゲットしてくれたのだ。 初めての調布・味の素スタジアム。驚いた。飛田給の駅から、歩いて5分で着く。これはいい。このほど上海で行われたF1の大会では、シャトルバスを降りてから会場入りするまでに三時間半も歩いた観客が大勢いた、なんていう話を聞いていた後だけに、スポーツ観戦はこうでなきゃ、なんて思う。 この日気になったのは、西日をもろに受けたスタジアム内が異常に暑かったことでも、ヴィッセル神戸の三浦カズが頑張っていたことでも、そのカズが交替した途端、替わって入った若い選手が立て続けに2ゴールしたことでもなかった。小学生を連れた多くの「お母さん」たちが皆、揃いも揃って「現役」をアピールしていたことだ。 つまり、結構大きな子供がいるのに、未だに「ピチT・ヘソ出し・ヒップハング」だったり、毛先にこだわった明るい色の髪だったり、豹柄を身につけていたりしているのだ。そのまま「人妻モノ」のアダルトビデオに出演しててもおかしくない感じなのである。 多くの人は「きれいなお母さんはいい」というけど、オレは嫌だなー、自分の母親が「きれい」だったり「現役」だったりするのは。デブでダサく、今ではおばあちゃんに片足を突っ込んだ自分の母親が、ちょっと愛しく思えた。
2004年10月02日(土)
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